生命(いのち)の倫理と宗教的霊性

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生命(いのち)の倫理と宗教的霊性

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  • サイズ A5判/ページ数 344p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784906791781
  • NDC分類 161.1
  • Cコード C1012

出版社内容情報

自然環境の破壊が進み、次の世界戦争すら取り沙汰される時代に、「生命の倫理」はその基礎をどこに求めればよいのか。いのちを育む…自然環境の破壊が進み、次の世界戦争すら取り沙汰される時代に、「生命の倫理」はその基礎をどこに求めればよいのか。いのちを育む宗教的霊性の息吹をどこに汲めばよいのか。芸術、哲学、宗教の三つの位相にわたってこの問いを探求するべく、七人の著者がスクラムを組んだ。



モーツァルトの音楽、日本の仏教美術、中世の『創世記』写本にいのちの調べを聴き、アシジのフランシスコ、ノリッジのジュリアン、マイスター・エックハルトらの宗教思想に霊性のあらわれを読み、西田幾多郎、ハンス・ヨナスの哲学に隘路を突破するための戦略を学ぶ。

 序 いま、問われる命から〈いのちの宗教的霊性〉へ   

  ? 〈いのちの霊性〉の芸術                     

 第一章 霊性の道としての音楽              

 第二章 フランスにおける日本仏教美術研究への概観       

 第三章 中世文学作品における「いのち」の表れ      

   ? 「命の倫理」をひらく

 第四章 悲哀と表現                

 第五章 エックハルトにおけるペルソナ性と非ペルソナ性   

 第六章 ハンス・ヨナスの倫理学における「乳飲み子」の意義  

   ? 〈いのちの霊性〉と「いのちの宗教哲学」                      海

 第七章 アシジのフランシスコとマイスター・エックハルトにおける「貧しさ」                          

 第八章 神との出会いに養われるいのち            

 第九章 「生命(いのち)」の宗教哲学の可能性〈と〉「いのち」の宗教的霊性   

海老原晴香[エビハラハルカ]
編集

長町裕司[ナガマチユウジ]
編集

森 裕子[モリヒロコ]
編集

内容説明

音楽・美術から形而上学まで、生命の繊細なあらわれを巡り、いのちを育み生かす、宗教的霊性の原像と動態を探る。

目次

1 “いのちの霊性”の芸術(霊性の道としての音楽―モーツァルトのオペラ『ドン・ジョヴァンニ』を聴いて;フランスにおける日本仏教美術研究への概観―その誕生と発展;中世文学作品における「いのち」の表れ―『初期中高ドイツ語創世記』の「テクスト」と「挿絵」を題材に)
2 「命の倫理」をひらく(悲哀と表現―西田幾多郎における行為的自己の生命の自覚について;アシジのフランシスコとマイスター・エックハルトにおける「貧しさ」―所有と贈与の観点から見たキリスト教的霊性;ハンス・ヨナスの倫理学における「乳飲み子」の意義)
3 “いのちの霊性”と「いのちの宗教哲学」(エックハルトにおけるペルソナ性と非ペルソナ性―ローゼンベルク『二十世紀の神話』に見る神秘主義(Mystik)の誘惑
神との出会いに養われるいのち―ノリッジのジュリアンはなぜ神の啓示を二度執筆したか
「生命」の宗教哲学の可能性“と”「いのち」の宗教的霊性―ハンス・ヨナス、西田幾多郎、ミシェル・アンリ等との対話的思索を通じて)

著者等紹介

海老原晴香[エビハラハルカ]
1981年生まれ。専攻はキリスト教古代ギリシア教父思想、キリスト教霊性思想。白百合女子大学カトリック教育センター専任講師

長町裕司[ナガマチユウジ]
1956年生まれ。専攻はドイツ近・現代哲学、宗教哲学、キリスト教思想史。上智大学文学部哲学科教授

森裕子[モリヒロコ]
1959年生まれ。専攻はキリスト教信仰と音楽表現、グレゴリオ聖歌。上智大学神学部神学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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マウンテンゴリラ

2
20世紀の後半から、産業社会の負荷による、公害問題や地球環境破壊、そして終盤以降には、医学、生命科学の発達に伴う、生命倫理の問題等に見舞われた世界。そして21世紀に入ってからも、それらの問題に根本的には解決策が示されず、科学技術は無軌道に進歩を続ける。それを必ずしもネガティブに捉える必要はないかも知れないが、社会倫理とのバランスの上にという前提は必要と考える。そんな世界に生きる人にとって、倫理なき進歩はあり得ないのではないか。しかし、科学の教育の中に倫理は含まれない。→(2)2021/09/12

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