戦争責任と靖国問題―誰が何をいつ決断したのか

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戦争責任と靖国問題―誰が何をいつ決断したのか

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784906732944
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0095

出版社内容情報

いまなお答えの出ない大問題に、どう向きあうか!日本人の国家意識を手がかりに、「山本学」が日本人の戦争と敗戦を探る!

全日本人への宿題を問う。「山本学」が日本人の戦争と敗戦を探る!
深く刻まれた自身の戦争体験と、日本という国が避けて通れない戦争と敗戦の歴史。毎年繰り返される「靖国問題」と「戦争責任論」に「山本学」はどう答えるか!?映画『東京裁判』を観た山本七平が衝く、東京裁判最大の問題点とは?アメリカ的通俗終末論的なマッカーサー神学のあやしげな予言とは?戦争責任と靖国問題に新たな視点を投げかける!初の単行本化。

第一章 日本人の戦争と敗戦
第二章 東京裁判で何が裁かれたのか
第三章 忘れられた戦争体験

【著者紹介】
1921年、東京都に生まれる。1942年、青山学院高等商業学部を卒業。野砲少尉としてマニラで戦い、捕虜となる。戦後、山本書店を創設し、聖書学関係の出版に携わる。1970年、イザヤ・ベンダサン名で出版した『日本人とユダヤ人』が300万部のベストセラーに。以後、「日本人論」で社会に大きな影響を与えてきた。その日本文化と社会を分析する独自の論考は「山本学」と称される。評論家。山本書店店主。1991年、逝去。著書には『私の中の日本軍』『「空気」の研究』(以上、文藝春秋)、『日本はなぜ敗れるのか』(角川書店)、『帝王学』(日本経済新聞社)、『日本人とは何か』『昭和天皇の研究』(以上、祥伝社)、『なぜ日本は変われないのか』『日本人には何が欠けているのか』『日本教は日本を救えるか』『「知恵」の発見』(以上、さくら舎)などがある。

内容説明

開戦!敗戦!と戦後!そのとき、日本はなぜ、流されてしまう国家なのか!初の単行本化!

目次

第1章 日本人の戦争と敗戦(靖国神社と戦犯合祀;日本人にとって太平洋戦争とは何であったか;日本人の国家意識)
第2章 東京裁判で何が裁かれたのか(永遠に回答されなかった疑問;「文明の救世主」か「野蛮人の首狩り」か;蜃気楼と消えた「マッカーサー神学」)
第3章 忘れられた戦争責任(現人神と戦争責任;日本人は二度敗れた)

著者等紹介

山本七平[ヤマモトシチヘイ]
1921年、東京都に生まれる。1942年、青山学院高等商業学部を卒業。野砲少尉としてマニラで戦い、捕虜となる。戦後、山本書店を創設し、聖書学関係の出版に携わる。1970年、イザヤ・ベンダサン名で出版した『日本人とユダヤ人』が300万部のベストセラーに。以後、「日本人論」で社会に大きな影響を与えてきた。その日本文化と社会を分析する独自の論考は「山本学」と称される。評論家。山本書店店主。1991年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

筑紫の國造

12
山本七平は通常保守派の言論人と捉えられているが、単純な保守派ではない。靖国問題や藤尾正行文部大臣の発言問題など、通常保守派が賛意を表すところでも、批判すべきところはしっかりと批判している。博覧強記とは少し違い、切れ味鋭い論理と独自の着眼点から物事を批評するのがこの人の強みだろう。ただ、もともとバラバラの論考を集めた物なのでまとまりに欠けること、宗教的な話になると複雑で分かりにくくなるところは本書の弱点と言える。しかし、自身の軍隊経験に裏打ちされた論考は説得力がある。2017/09/04

Nobfunky

4
8月15日を終戦記念日とごまかして敗戦を認めない日本人。ドサクサ紛れにA級戦犯を合祀した靖国神社は実に中途半端な違和感のある神社だ。誰も責任を取ろうとしないのは、東日本大震災や新国立競技場も一緒だ。過去から学ばないと未来は暗い。どうする我らが日本人。2015/08/28

gachi_folk

3
山本七平の怒りが伝わる。2015/01/15

Daisuke Harada

2
読了。 山本七平の著作はいつも自分の思慮の不足と知識の浅さを感じさせる。また「お前、わかった気になるなよ」と言われたようだった。占領下日本の七年間をよく調べてみよう。どうも、この部分の知識が足りない。2017/03/09

青雲空

2
靖国、東京裁判、戦争責任と大きなテーマを扱いながら、論理的で明快な論説。さすがは山本七平と思う。被占領期を戦争期と同じウェイトで考えるべきという主張は新鮮であった。確かに私の「勉強」も終戦で終わっていた。  3つのテーマのうち、特に興味を持ったのは戦前の天皇の役割について。昭和天皇は英国流の立憲君主制を叩きこまれ、その意識が強かったが、軍や世間は勅語、勅諭に表れていた徳治主義、道徳設定者として天皇を見、無謬性を持つ神格化につながったという説明に納得。司馬遼太郎「昭和という国家」と合せて読むとよく分かる。2016/08/03

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