出版社内容情報
ひとりぼっちのいのちをいただいて、いまを生きるわたしたち。日々に生じる悩みと願い、揺れる心は、仏さまにおまかせしましょうか。
関西を中心に活躍中の尼僧シンガーソングライターによる仏教エッセイ第2弾!!
ひとりぼっちのいのちをいただいて、いまを生きるわたしたち。日々に生じる悩みと願い、揺れる心は、仏さまにおまかせしましょうか。
日常のなにげない出来事を描き、その背後にある「仏さまのはたらき」に思いを寄せる。比叡山の山歩きから考えた人生の道、「能」が教えてくれた限りあるいのちの美しさ、失恋を立ち直らせてくれたネコパンチ、苦しみやかなしい出来事からも立ち直れる人の強さ、たいせつな存在とのお別れ……。
「日常生活のなかで遭遇するちいさな喜びやしあわせを、ひとつひとつしっかりと受け止めると、それが慈悲の種になります。目の前の人、身近な人へ、おすそ分けをするように、やさしい気持ちを持ちましょう。そんなちいさなやさしさの積み重ねが自分の人生の大きな救いとなるのです」。仏さまのはたらきに包まれている安心感で、こころがやさしくなれる。目の前のいまをていねいに生きるしあわせを伝えるエッセイ。
はじめに~立ち止まる
第1章 目覚める
第2章 移りゆく
第3章 受け入れる
第4章 支え合う
第5章 育まれる
第6章 手放す
第7章 めぐりあう
さいごに~おまかせする
【著者紹介】
1975年、奈良県に生まれる。シンガーソングライター、浄土真宗本願寺派華咲山教恩寺第六世住職。本名・梁瀬奈々、法名・釈妙華。龍谷大学文学部真宗学科を卒業。大学在学中に得度し、卒業後ボーカリストとして音楽活動を始める。2004年、シングル「帰ろう。」でデビュー。2010年、教恩寺を継職。30歳で子宮体がんを克服した経験と尼僧という視点で、生と死を見つめる癒やしの歌を数多く制作し、年齢・性別を問わず幅広い層から支持を得ている。2011年、東日本大震災復興支援「まけない!タオル」プロジェクトにたずさわり、同名の応援歌を作曲し歌う。6年余にわたって仏教系寺院等で開かれたコンサート&トーク活動「歌う尼さん」はのべ500ヵ所にのぼる。著書には『歌う。尼さん』(遊タイム出版、8刷)がある。
目次
序 立ち止まる
1 目覚める
2 移りゆく
3 受け入れる
4 支えあう
5 育まれる
6 手放す
7 めぐりあう
終 おまかせする
著者等紹介
やなせなな[ヤナセナナ]
釈妙華。1975年、奈良県に生まれる。シンガーソングライター、浄土真宗本願寺派華咲山教恩寺第六世住職。法名・釈妙華。龍谷大学文学部真宗学科を卒業。大学在学中に得度し、卒業後ボーカリストとして音楽活動を始める。2004年、シングル「帰ろう。」でデビュー。2010年、教恩寺を継職。30歳で子宮体がんを克服した経験と尼僧という視点で、生と死を見つめる癒やしの歌を数多く制作し、年齢・性別を問わず幅広い層から支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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