新幹線を航空機に変えた男たち―超高速化50年の奇跡

個数:

新幹線を航空機に変えた男たち―超高速化50年の奇跡

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月24日 18時05分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 290p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784906732777
  • NDC分類 686.21
  • Cコード C0095

出版社内容情報

新幹線誕生から時速320キロ突破までの鉄道マンと航空技術者の取り組みを、膨大な証言を基に描く渾身のノンフィクション!

新幹線発展の陰に航空機の最先端技術あり!
今年(2014年)は新幹線誕生50周年の節目の年。計画段階のころ、「これからは自動車、航空機の時代。もはや鉄道は時代遅れ」と揶揄されたが、鉄道界は“新幹線”を完成させ、逆風を跳ね返し、大いなる発展を遂げた。新幹線誕生から時速320キロ突破まで、発展の陰には鉄道マンと航空技術者の協力があり、空気流体力学や遺伝的アルゴリズムなど最先端の航空機開発の技術があった。“新幹線の生みの親”島秀雄氏、成瀬功氏(JR東海)、藤井孝藏氏(JAXA)ら関係者への取材で得た膨大な証言を基に、奇跡の躍進を描く渾身のノンフィクション。

序 章:飛行機への憧れ
第一章:悲願 時速三〇〇キロの壁
第二章:“新幹線をつくった男”の技術哲学
第三章:旅客機をイメージした0系新幹線
第四章:超流線形の新幹線登場
第五章:コストパフォーマンスと先頭形状
第六章:リニア車両の開発と飛行機屋
第七章:デザイン重視の時代
終 章:新たな時代への挑戦

【著者紹介】
ノンフィクション作家。1946年佐賀県生まれ。法政大学中退後、石川島播磨重工業の航空宇宙事業本部技術開発事業部でジェットエンジンの設計に20余年従事。1988年に同社退社後、日本の近現代の産業・技術・文化史の執筆に取り組む。おもな著書に『YS-11』『富嶽』『マン・マシンの昭和伝説』『戦艦大和誕生』(以上、講談社)、『飛翔への挑戦』(新潮社)、『弾丸列車』(実業之日本社)、『日本のピアノ100年』『技術者たちの敗戦』『満州航空の全貌』(以上、草思社)、『日本の名機をつくったサムライたち』(さくら舎)などがある。

内容説明

新幹線誕生から時速320キロ突破までの鉄道マンと航空機、技術者の挑戦!新幹線の知られざる誕生エピソード!最先端の空気流体力学や「遺伝的アルゴリズム」を駆使した超高速化!膨大な証言を基に奇跡の躍進を描く渾身のノンフィクション!

目次

序章 飛行機への憧れ
第1章 悲願時速三〇〇キロの壁
第2章 “新幹線をつくった男”の技術哲学
第3章 旅客機をイメージした0系新幹線
第4章 超流線形の新幹線登場
第5章 コストパフォーマンスと先頭形状
第6章 リニア車両の開発と飛行機屋
第7章 デザイン重視の時代
終章 新たな時代への挑戦

著者等紹介

前間孝則[マエマタカノリ]
ノンフィクション作家。1946年佐賀県生まれ。法政大学中退後、石川島播磨重工業の航空宇宙事業本部技術開発事業部でジェットエンジンの設計に20余年従事。1988年に同社退社後、日本の近現代の産業・技術・文化史の執筆に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kawai Hideki

73
新幹線という日の丸高速鉄道技術の中にDNAとして取り込まれた航空機技術の系譜のお話。敗戦後、行き場のなくなった戦闘機の開発者たちを国鉄が取り込んだところから。鉄道技術の技術者から見ると、航空技術者は、新しいことを取り込みすぎて信頼性が弱いと映るらしい。技術的にも派閥的にも本流からはずれた航空技術者たちだが、新幹線の高速化につれ、振動と騒音の課題の解決に大きく貢献し、飛行機や鳥類の美しい流線型を取り入れた車両を生み出していく。例えば、500系のぞみの先頭車両はカワセミの頭部にヒントを得ているらしい。2014/10/26

akira

25
まちライブラリー森ノ宮本。 興味深い一冊だった。戦後の軍用機分野の技術者たちが新幹線開発に一役かっていたとは。また、すでに旅客機輸送がある中、それよりも遅い高速鉄道を開発する意味が問われたのも納得できる。開発のネックがトンネルでの衝撃波だという話は意外だった。 なんでも流線型にする風潮というのは聞いたことがある。同時に技術者たちが言っていた、性能を追求した際に必然的に現れるのが流線型というのも面白い。 「本当に性能的に流線型にした方が役立つものは、戦争になろうがどうしようが流線型なのです」2020/01/04

11
新幹線を中心に据えた、日本の高速鉄道の発展の軌跡。輸送手段として、飛行機に対抗できるようにスピードを追求していく中で、様々な問題を解決するために鉄道屋と飛行機屋それぞれの技術を組み合わせ積み重ねてきたことがわかる。デザインも大事だけど、採算性はやっぱり大事。所々、言葉の使い方がわかりづらいところがあって、読みながら結構引っかかった。2018/07/29

ふぇるけん

5
日本の技術者たちが新幹線を作り上げた歴史と挑戦の物語。敗戦で航空機の開発を制限されていた技術者たちが大量に旧国鉄に流入し、「鉄道屋」と「飛行機屋」の争い、高速鉄道ならではのトンネル微気圧波問題、宇宙事業との共同研究、などそれぞれのキーマンの足跡とともに熱く描かれている。鉄道はスピードだけでなく運行密度なども考慮が必要であり、スピードを追求する競争はひと段落したと著者は考えており、エネルギー効率が良くないリニアの開発の必要性には疑問も。。。2014/08/07

mametaro

2
新幹線好きの子供(2歳ヶ9月)に影響され、さらに航空機にも関連するということで購入。航空宇宙分野で培った数値流体解析や航空機の開発マインドが、いかに現代の新幹線の発展に寄与したか、ということがよくわかりました。神戸のスーパーコンピューター京とか使ってみたくなります!リニアは電気代がとてつもなくかかり、初期投資はとてもペイできない、という記述にも考えさせられ、大変面白い一冊でした。2014/06/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8097500
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。