被告医師

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  • サイズ B6判/ページ数 300p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784903186528
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

人生暗転、再生への光は射すのか?地域の産婦人科開業医として、平穏な日々を送っていた北村和彦。そんな彼のもとに、ある日突如現れたのは、裁判所から派遣された執行官と書記官。申立人は、三カ月前に不運にも死産に見舞われた元患者であった。原告側、被告側の攻防が続く中、予想もしえなかった証人の出現により、裁判は大きく動き出すことに…。

著者等紹介

藤本恵子[フジモトケイコ]
1951年、大津市生まれ。1977年に「ウェイトレス」で作家賞を受賞。1986年、「比叡を仰ぐ」で文学界新人賞を受賞し、同作品は芥川賞候補となる。1991年発表の「南港」により再び芥川賞候補となり、2001年の『築地にひびく銅鑼・小説丸山定夫』(TBSブリタニカ)で開高健賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

perakichi

1
昨日から今日にかけて、一気に読み終えた。医療過誤で訴えられた、ひとりの医師の窮地→凋落→流浪→再生→曙光と連なるストーリー。「ひとがひとを癒す」としたら、できるだけ、癒す「ひと」になりたいな、と、再認識させてくれる本。そうそう、著者も主人公も、1951年生まれ。この際、1952年生まれの異郷の師に連絡とってみよっと。2019/08/04

ひな

1
以前に読んだかもしれない。でも、全然ストーリーを覚えていなくて、この後どうなるんだろうと思いながら読んだ。記憶力なさすぎ。せっかく医師になったのに、なんて勿体ないことと、イライラしながら読んでいたが、最後は医師に戻ることになり、ホッとした。しかし、訴えた元患者はひどいなあ。こんなふうに、偶然の重なりあいで運命は決まって行くのかもしれない。2013/04/18

ともぞう@

0
医療訴訟は恐ろしいな~...医療過誤か,医療災害か,判断するのは人である.しかし判断する基準,技能を持っているのか.事実だけが判決では無い!ちなみに後半はどうでもよろしい.2011/10/18

すばるM45

0
元患者から訴えられる産婦人科医のお話。 絶句するほどの駄作。脈略も展開もなんもなし。ひどかった!2008/05/27

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