出版社内容情報
単身、アメリカに渡った女性獣医師が出会った、10通りの「さよなら」のかたち
動物たちに終末医療を考えること。それは、命を慈しみ、動物と共に生きることを尊ぶこと。1万部のベストセラー「小さな命を救いたい」から5年、著者が再び書き下ろした温かくも切実なメッセージ。
内容説明
愛する命との別れから、人と動物の真実を描いた10の物語。単身アメリカに渡った女性獣医師が出会ったさまざまな「さよならのかたち」。
目次
カサブランカ
庭師の日本語
男らしい犬の最期
トリシア
ふたつの命
3日間だけミッシー
公園への階段で
9歳のアイム・オーケー
たま
奇跡
著者等紹介
西山ゆう子[ニシヤマユウコ]
1986年北海道大学獣医学部卒業、獣医師。東京と北海道の動物病院に勤務後、米国カリフォルニア州ロサンゼルスに移住。米国獣医師免許取得。アイオワ州立獣医大学客員教授、Veterinary Center of America勤務医を経て、Village Veterinary Hospital(カリフォルニア、ガーディナ市)を設立。同病院院長。プライマリーケア、ターミナルケアを熱心に取り入れた総合動物病院で、在ロサンゼルス日本人、日系人はもとより、地域のアメリカ人からも定評を得ている。日本とアメリカの獣医臨床医療問題、および、ペットの人口過剰問題、動物虐待問題、動物福祉法および安楽死について、日本とアメリカの両国にて、数多く講演を行なっている。また全米規模の動物福祉団体、Best Friends Sanctuaryのノラ猫TNRクリニックチーム、Catnipperの主任獣医師として、定期的にノラ猫の不妊去勢手術プロジェクトを行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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