出版社内容情報
庄野 雄治[ショウノ ユウジ]
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内容説明
近代文学に造詣の深い、『コーヒーの絵本』の著者で徳島の人気焙煎所アアルトコーヒー庄野雄治が、コーヒーを飲みながら読んで欲しい随筆を厳選しました。大好評を博した『コーヒーと小説』の姉妹書、2冊続けて読むと何倍も楽しめる内容です。前作に続きカバー写真には、作品に登場する魅力的な女性の象徴として人気シンガーソングライター・安藤裕子さんを起用!現代に生きる私たちにこそ響く、至極面白く読みやすい随筆20編です。コーヒーを飲みながらお楽しみください。「新しいものは古くなるが、いいものは古くならない。それを証明する随筆集」人はずっと変わっていない。百年前の人が読んでも、百年後の人が読んでも、同じところで笑って、同じところで泣くんじゃないのかな。コーヒーと一緒に、偉大な先達たちの真摯な言葉を楽しんでいただけると、望外の喜びだ。
目次
畜犬談―伊馬鵜吉平君に与える(太宰治)
巴里のむす子へ(岡本かの子)
家庭料理の話(北大路魯山人)
立春の卵(中谷宇吉郎)
大阪の可能性(織田作之助)
陰翳礼讃(谷崎潤一郎)
変な音(夏目漱石)
恋と神様(江戸川乱歩)
余が言文一致の由来(二葉亭四迷)
日本の小僧(三遊亭円朝)
柿の実(林芙美子)
亡弟(中原中也)
佐竹の原へ大仏を拵えたはなし(高村光雲)大仏の末路のあわれなはなし(高村光雲)
ピアノ(芥川龍之介)
人の首(高村光太郎)
好き友(佐藤春夫)
子猫(寺田寅彦)
太陽の言葉(島崎藤村)
不良少年とキリスト(坂口安吾)
著者等紹介
庄野雄治[ショウノユウジ]
コーヒー焙煎人。1969年徳島県生まれ。大学卒業後、旅行会社に勤務。2004年に焙煎機を購入しコーヒーの焙煎を始める。2006年徳島市内に「アアルトコーヒー」を、2014年同じく徳島市内に「14g」を開店。著書に『誰もいない場所を探している』、『徳島のほんと』(福岡晃子との共著)、『コーヒーの絵本』(平澤まりことの共著)、『はじめてのコーヒー』(堀内隆志との共著)、『たぶん彼女は豆を挽く』、編書に『コーヒーと小説』がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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優希
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春が来た
Kanako
ほっしー