出版社内容情報
本書は、会社経営に必須の経営分析について、知りたい指標とその求め方、その評価のしかたなどを、わかりやすい図解を交えながらやさしく解説。数字が苦手な中小企業の経営者・役員から経理担当者でもスラスラ理解できる経営分析入門の決定版です。
久保 豊子[クボ トヨコ]
監修
内容説明
決算書のしくみから会社の収益性・成長性の分析のしかたまで、これならやさしく理解できる!
目次
1章 まず決算書のことをザッと知っておこう
2章 それでは経営分析を始めよう―会社の総合力を見る
3章 会社の「稼ぐ力」を測る―収益性分析
4章 取引しても安心な会社かどうか見る―安全性分析
5章 効率よく伸びる会社か―生産性分析・成長性分析
6章 「お金の流れ」もチェックしよう―キャッシュフロー分析
著者等紹介
久保豊子[クボトヨコ]
三重県出身。一橋大学卒業(原価計算・管理会計専攻)。公認会計士、税理士。米国公認会計士試験合格。大手監査法人、個人共同事務所を経て、久保公認会計士事務所を開設。元日本公認会計士協会理事、元文部科学省「教科用図書検定審議会」委員、元「大蔵省・新しい金融の流れをつくる懇談会」メンバーなどを歴任。現東京都児童福祉審議会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Great Eagle
4
原価計算の本が面白かったので経営分析の本も読んでみました。復習的な内容ですが、幾つかは成程この分析手法もあったかと気づきも得られ満足しました。2019/10/26
オッティ
1
運輸業の棚卸資産回転日数は、業界最速の2日。これが自動運転になればどうだろう?キャッシュの流れから見ても運輸業が伸びるということが分かる。低コストの電気自動車を買うことで、減価償却さえ終われば莫大な利益が出続ける。固定資産回転率は建設業が3.17回と業界2番目に多い。恐らく、必要な建設機械に対する売上が大きいからだろう。また、2位は卸売業で、3位は情報通信業の2.64回。ただ、有形固定資産回転率は、打って変わって情報通信業が4.43回と建設業を抜いてブッチギリ。資本が無くても爆発できる情報通信2020/03/04