出版社内容情報
ゼブルディア帝国皇帝主催のパーティに招待されたクライ。あまりの名誉にふと旅に出たくなったので、仲間と温泉へ向かうのだが――?
内容説明
帝都を混乱の渦に叩き込んだオークション騒動も終わり、日常へと戻ったクライ。いつものようにクランマスター室で忙しく遊んでいた彼のもとに、一通の手紙―最高峰のトレジャーハンターにのみ送られるという、ゼブルディア帝国皇帝主催のパーティー「白剣の集い」への招待状―が届く。あまりの名誉に急に旅に出たくなったクライは、「重要な用事がある」と言い残し温泉へと出発するのであった…!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
32
慰安旅行のはずが、、雷の直撃特訓、上位精霊襲撃、オークの群れの襲撃、、それを襲う飲み物に跨ったキルキルくん。泣き叫ぶ元襲撃者で今回は護衛(?)のクロ、シロ、ハイイロ。この世界はホラーか?wいや、主人公は普通に慰安旅行してるか。。でも、ティノは修行の毎日。最後にはあの仮面を被ってのレベル4がレベル7に挑む。そして彼女の成長が世間に知られ、クライの千の試練の伝説がまた1ページ加わる。2020/04/26
しまふくろう
20
続けて購入。表紙も挿絵も良い。巻末居眠りイラストはクリュスだった。可愛らしくて良いけれど、どうして前巻でちょい役だったクリュスなんだろうか? 物語はクライが貴族からの指名依頼や皇帝主催のパーティーから逃れる為にバカンスへ出かける話。無理やり活躍させられるアーノルド達が可哀想なのか役得なのかよく分からない状態なのが面白い。ノミモノやキルキル君も含めて皆充実した旅なのも良かった。 シロクロハイイロだけはちと可哀想だが自業自得な面もあるからなあ。 続きが楽しみ。2020/02/03
ℳℯ
9
★★★★☆(4.5) WEB版既読&再読。表紙のリィズが可愛い今巻は、ゼブルディアの皇帝が主催する《白剣の集い》から誘いの手紙が来た上に、レベル8としての除名処分を回避するためのノルマを達成せねばならなくなったクライはバカンスという名の逃亡を計画する。【万魔の城】にいるアンセム達を迎えに行くことになりいつものメンバーでゆるふわなバカンスが幕を開けるのだが、やはりいつも通りクライは意図せず周囲を巻き込んでいく。雷に打たれまくって死ぬギリギリで回復させる訓練とか鬼か。そしてそれを許容するティノもそれなりでは。2021/04/15
ささきち
8
表紙はリィズがかわいいな~で終わっていたのだがあとがきを読んでま?と疑いながら表紙を見直したらティノが凄いことになってて笑うんだわw前回の終わりから指名依頼を受けると思っていたが流石はクライさんやでここで受けたくないから逃亡するなんて予想外や!バカンスから逃げたギルドメンバーはどうなったのか多少気になるがまぁええか。バカンスの旅に出たクライ達を追うようにクロエとまさかレギュラーメンバーなのか!?と驚かせたアーノルドさんがクライを追いかける試練()に挑むことになる。本当に色々とあったが今回もバカンスのような2021/12/11
ささやか@ケチャップマン
8
基本的に読書中に笑うことは私ないんですけど、偽アーノルドのくだりは思わず笑いました。2020/01/30