出版社内容情報
浮気を疑われている、生活費が底をついた、原稿が書けない……人生最大のピンチを筆一本で乗り切った、文豪たちのトンデモ名書簡集。
内容説明
重騎馬の討伐に失敗し、多くの犠牲者を出した王国騎士団。その隙をつくようにローズヒップ伯が率いる帝国軍の薔薇騎士が国境を越え、ランドバーンまで迫っていた。事態を予測していた王国側は黄金騎士を筆頭に迎撃へとあたらせるのだが、想定以上に強い薔薇騎士や死神卿相手に苦戦を強いられてしまう。そんな中、タウロは帝国の侵攻を止めるべく、超遠距離からの狙撃を画策するのだった…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
13
続けて購入。表紙も挿絵も凄かった。イラストの人はロボット苦手だそうだが、巻末のデザイン画はなかなか格好良いと思う。 物語は帝国と王国の戦闘や亀の精霊獣が現れる話。敵に殴られると勝てないので、見つからない超長距離から撃つ、という主人公の発想が面白い。 世界樹や精霊獣など重要そうな物が目の前にある事に主人公が気付くのはいつになるのか楽しみ。2019/04/27
eucalmelon
3
庭の世界樹は実はでっかい・・。タウロの眷属は結構力を持っているように思える。重騎馬、餌が無くなった原因を鋭く推察できる知能がある。エルフも傲慢なら踏みつぶされても仕方がないか・・。亀の精霊獣と一緒に来たエルフは全滅したんだろうか?自然を破壊していた人間を暗喩しているようでなにやら・・。 王はほとんど政に干渉しないようにみえたが、やはり王は王。有害と判断した王子を処分した。できなかったなら王たる価値はないだろう。我が国の政治家もそろそろ、敗戦の呪いから立ち直ってほしいものだ。2021/03/05
おかちゃん
2
色々な意味で輻輳する大小のストーリーを巧みに綴る著者の力量が素晴らしい。 次刊が楽しみです。2019/05/11
V_D
2
Webから結構加筆があった気がします。楽しめました!このあたりから主人公だけじゃなく作者も、せっかくだからか好きなように書いているという感じで、俺はいったいなにを読まされているんだろう?というきもちになります。次の巻も異世界物の定番、知識チート(笑)楽しみです。2019/05/09
REV
2
[BW]Web版既読。ポーション製作チートで成り上がり! と思いきや娼館めぐり。 っと思いきや、ロボでバトル。絵師の人、参考にと金メッキのプラモ買ったそうだ。いったい何式なんだろう…それとも、K○Gなのだろうか。2019/04/29