出版社内容情報
八王子市は古くからの宿場町で重要な役割を担っていた街であり、現在は高尾山を中心に観光客の増加で沈みかけたのが復活し始めた。
内容説明
豊かな自然に囲まれた人口約58万人の大都市・八王子。江戸時代に甲州街道最大の宿場町として繁栄し、その後、周辺町村を吸収合併しながら商都として大きく発展。高度成長期以降、ニュータウン建設を筆頭に大規模な宅地開発によって人口も激増し、多摩地区の「首都」として、ずっと同地区の中心的役割を果たしてきた。ところがその慢心がアダになったのか、中心駅である八王子駅周辺から百貨店が続々と撤退。まるで地方都市さながらの衰退を見せる中で、多摩の主権はもはや「立川」に移行したとまことしやかに囁かれている。そんな凋落する八王子に復権の目はあるのか?本書では八王子の住民構造とその実態を明らかにしながら、まだまだポテンシャル抜群の「落ちた巨人」八王子の逆襲策を探った!
目次
第1章 八王子市ってどんなトコ?
第2章 多摩を束ねた八王子の歴史
第3章 土着民が集結する八王子中央地区
第4章 格差と開発計画で揺れる八王子西部・西南部地区
第5章 明暗クッキリ!八王子の二大ニュータウン
第6章 大学と企業しかなくても重要な八王子北部地区
第7章 多摩地域の盟主の座は八王子のものなのか?
第8章 八王子が再び多摩の覇権を握るために
著者等紹介
岡島慎二[オカジマシンジ]
1968年生まれ。茨城県出身。編集兼ライター
鈴木ユータ[スズキユータ]
1982年生まれ。千葉県出身。編集兼ライター。ムックや児童書の編集に携わるかたわら、情報誌などでは現地取材を信条とする執筆業にこだわる。結婚を機に多摩地区へ移住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たつ
Ryuji