内容説明
日本一物価が高い、なのに人気がある、なのにパパは辛い、なのにママは喜ぶ、なのに格差が酷い、なのにプライドが高い、なのに…で、いいの?横浜18区全て網羅。
目次
青葉区・緑区 新旧を交えた横浜を代表する住宅街の現状とは?
磯子区・金沢区 機械のように働かされたら海の公園で身も心も癒やされましょう
南区・港南区 開発と未開が入り混じる横浜のベッドタウンエリア
旭区・瀬谷区・泉区 古くなったら壊していくを今まさに実行中だ!
戸塚区・栄区 市内でも屈指のマイナーエリアそれでも山岳地帯も許容範囲
横プラを守るのはやっぱりハマっ子だ!
街の気になるスポット
著者等紹介
小森雅人[コモリマサト]
1970年、埼玉県行田市生まれ。フリージャーナリスト。クレバーワークス代表
川野輪真彦[カワノワマサヒコ]
1976年、茨城県生まれ。編集プロダクションを経て、ライター兼エディターとして独立
藤江孝次[フジエコウジ]
編集兼ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tui
16
「ぶっ壊して発展するのが横浜流」表紙副題ですでにまとめ終わってる、横浜市18区を比較し茶化している本。サグラダ・ファミリアよりも工事終了が遅そうな横浜駅がその代表格だが、とにかくあちこちで、壊して発展、崩壊と復興、区画整理に再開発がつねに行われているのが横浜市です。これって、たまたま併読中だった福岡ハカセの『動的平衡』で描かれている、分解と再構築を繰り返す生物のあり方と完全に被っている。横浜市はひとつの大きな生命体として、とても活動的な状態なのかもしれない。ともあれ、ツッコミどころ満載のヘンな自治体です。2017/07/27
MAXKAO
4
内容読んで「え??」って思うとこ多かったけど、出版時期見るとしょうがないなわ。これ、毎年新刊出たら読みたいです。2023/12/12
vinlandmbit
4
古本屋で購入。前作と同様に気晴らしの読み物として面白かった一冊。前作で紹介出来なかった街に焦点を当てて批評、情報提供。2017/07/17
チョビ
1
確かにいろんな顔を持ち合わせた町ではあるが、巨大な町所以か。ニュータウンと昔ながらの商店街を持ち、ハイソと庶民感覚の町もあり。ただ闇雲に風俗を潰して東京の人を呼び寄せるというやり方は気に食わない。なんか税金をたっぷり欲しいから、って魂胆が見え見えなんだよね。本来横浜の魅力ってその混沌さなはずなんだから、変に小綺麗にすることはないのに、と思うのは、自分の町(23区内の繁華街周辺)界隈すら小綺麗になりつつあることの悔しさからだろうか?そうだ、今度野毛に行こうっと。2015/03/16
Yutaro Aoki
0
これかなり面白い。横浜の実態がすんなり入ってくる。