内容説明
既得権益と結びついた政権を排除するためには、総選挙のたびに政権交代を目指すこと。それは、けっして難しいことではありません。肥大化した前近代的官僚国家は、スリムな国に間違いなく変わるでしょう。そのためには、二大政党を競走させる必要があります。我々が政党に民意を反映させることを目標とし、政党をコントロールする意識をもって投票しなければなりません。余程の差がなければいつも野党に投票すれば競争させることができるのです。
目次
第1章 改革のための政権交代(繰り返す政権交代とは何ですか?;いつでも野党に投票するのですか? ほか)
第2章 「官主導から民主導」への政策競争(二大政党の共通の目標は何ですか?;小さな政府か大きな政府か? ほか)
第3章 民主導の国作りへ(予算の縮小へ;公務員の数の減少へ ほか)
第4章 二大政党への政策提案(基本的政策;財政再建 ほか)
第5章 新しい法社会の創造(新しい法社会を創れるのでしょうか;法案は、誰が作るのでしょうか? ほか)
著者等紹介
遠藤直哉[エンドウナオヤ]
昭和20年5月16日生/法学博士、桐蔭横浜法科大学院教授(医療と法)/麻布高校卒、東京大学法学部卒、ワシントン大学ロースクール大学院修士/第二東京弁護士会所属(平成8年度副会長)、東京三弁護士会法科大学院協議会委員長(平成13年)、(財)日米医学医療交流財団常務理事、(財)日本医療機能評価機構総合評価部会部員、私法学会、民事訴訟法学会、法社会学会、日米法学会などの会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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