出版社内容情報
最先端の科学技術と地球的視野を持ち、世界に通用する稀有な官僚、榎本武揚。その全体像と現代的意味を掘り起こす!
内容説明
最先端の科学知識と広大な世界観を兼ね備え、世界に通用する稀有な官僚として外交・内政の最前線で日本近代化に貢献しながら、幕末維新史において軽視されてきた男。近代日本随一の国際人。
目次
1 今、なぜ榎本武揚か―その全体像(座談会 今、なぜ榎本武揚か;問題提起 ほか)
2 外交(地球一丸化時代に生きる―開国と国際法;初めて日本を「対等な交渉者」に―樺太・千島交換条約の舞台裏 ほか)
3 内政(東京農大の産みの親―農業観と農業教育;世界レベルの仕事をしたエンジニア―殖産興業・産業立国構想 ほか)
4 榎本武揚をめぐる人々(プチャーチン(1803‐1883)とポシエット(1819‐1899)―卓越した外交手腕支えた知日派
カッテンディーケ(1816‐1866)―優れた品性と絶大な熱心さを評価 ほか)
附
著者等紹介
榎本隆充[エノモトタカミツ]
1935年生。東京農業大学客員教授、武蔵野大学特別講師、梁川会会長、開陽丸子孫の会会長、株式会社榎本光学研究所代表取締役。榎本武揚曾孫
高成田享[タカナリタトオル]
1948年生。ジャーナリスト。前橋国際大学客員教授。71年東京大学経済学部卒。朝日新聞経済部員、アメリカ総局員、ウィークエンド経済副編集長、経済部次長を経て、論説委員。96~97年テレビ朝日ニュースステーション・キャスターを兼任。98~02年アメリカ総局長(ワシントン)。帰国後は論説委員としてアメリカ、国際経済を担当した。現在は石巻支局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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長岡紅蓮
DEAN SAITO@1年100冊
HTたまにYN@ぬ 積読消化中
鬼山とんぼ
ちもず