内容説明
琉球から「近代」を問う。総勢70名の執筆者が描く琉球の全体像。
目次
琉球の歴史・思想の根源に迫る。(対談 「清ら」の思想;琉球にとって豊かさとは何か―基地・産業・自然;琉球の歴史―島嶼性・移動・多様性;琉球の民俗―言語・共同体・伝統;琉球のアイデンティティー―帰属・主体・表象)
苦難の歴史を、強固な信念をもって生き抜いた偉人たち(玉城朝薫(1684‐1734)―組踊の創始者
平敷屋朝敏(1700‐1734)―王国時代の和文学者
恩納ナビィ(一八世紀)―王国時代の女性歌人
富川盛奎(毛鳳来)(1832‐1890)―琉球救国運動の指導者
大田朝敷(1865‐1938)―近代沖縄の言論人 ほか)
シンポジウム 21世紀沖縄のグランドデザインを考える