内容説明
いつの間にか居るはずのない世界へ滑り込み、現実と食い違った時間が流れる…。現実と非現実とが織り成す魅惑の眉村ワールド。
著者等紹介
眉村卓[マユムラタク]
1934年、大阪に生まれる。大阪大学経済学部卒。耐火煉瓦会社勤務の傍ら、SF同人誌「宇宙塵」に参加。61年、「SFマガジン」第1回SFコンテストに投じた「下級アイデアマン」が佳作入選し、デビュー。63年、日本SF作家第一世代の中で最も早く、処女長編「燃える傾斜」刊行。その後コピーライターを経て、65年より専業作家になる。79年、『消滅の光輪』で第7回泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Ai
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コレクションを3冊読んだけど、過ぎた人生を悔やみながら振り返る話が多く、これだけあると辛い。2015/12/02
Toshey
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懐かしい… ちょうど今、この本の事を思い出してました… 同時進行する、一人の人の人生… バカリズムさんが書いた某ドラマを見たときに、似てるなぁ…って思いました。
あめり
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人生の別れ道…これってkey wordだね。2013/02/18
てまり
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人生の岐路での悩みをSFで書いた小説。人生における選択の意味、その重さ。とにかく切り込み方がすごくて、読んでいて苦しい。2013/01/21
izumone
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尾を引く終わり方。図書館で借りたので済ますつもりだったけど購入検討。「夕焼け・・・」は持ってるけど角川版だし,他のは持ってないし,年譜も付いてるし,等々でどうしようか。2012/12/26