内容説明
第一の事件ではおかめ、第二の事件ではひょっとこ、第三の事件では般若のお面が被害者の顔に被せられていた…奥多摩のほとりにある山荘で起きた奇妙な殺人事件『おかめ・ひょっとこ・般若の面』、東京からマリアナ諸島までの豪華遊覧船での旅行で２人の乗客が殺された…被害者の掌に握られていた黒いチェスの駒が意味するものとは？『騎士と僧正』…。など収録作全６編。巻末には作品解説のほか、単行本初収録の推理短編「あなたは名探偵になれるか」やシナリオリスト、鮎川哲也自身の当時の回想を収録。
著者等紹介
鮎川哲也［アユカワテツヤ］
１９１９年、東京生まれ。本名・中川透。５０年、鬼貫警部の活躍する長篇「ペトロフ事件」で「宝石」百万円懸賞に入選。５６年、講談社の書下ろし長篇公募に入選した「黒いトランク」以降、鮎川哲也名義でアリバイ物を中心に本格推理を多数発表。６０年、「憎悪の化石」「黒い白鳥」で日本探偵作家クラブ賞を受賞。以後傑作多数。９０年より鮎川哲也賞（東京創元社主催）を設け、本格ミステリを志す新人の発掘にも力を注ぐ。２００１年、第一回本格ミステリー大賞特別賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ふう
16
1の再読ついでに2を初読（普通逆か？）。相変わらず絵のヒント？が微妙だわ。「私だけが知っている」のシナリオリストを見ると鮎川先生だけでもかなりの数あるから本当にもう一回リメイク？して放送して欲しい。 2022/02/07
読生
3
https://booklog.jp/users/toutoyo/archives/1/40442950262021/02/23
私的読書メモ3328
2
トリックが出尽くしたと言われて百年ぐらい経ちましたが、やっぱり時代ならではのものは換骨奪胎とはいえ、ありえるなあ、と。今では不可能な本書中のトリックで改めて思いましたね。2023/01/08
保山ひャン
2
鮎川哲也好みのレコードがポイントになる作品や、右きき、片手が使えないなどの条件で犯人を絞り込む作品など。中学生向けの推理クイズと、「私だけが知っている」について触れたエッセイも収録。まだ未収録のものがあるようだが、この第2巻以降出ていないようだ。読みたい！2017/05/23
マゲ犬
1
２から先に読了。意外と犯人あたらない。やはり映像で見たいなぁ。リメイクしてほしい。2013/10/21
