内容説明
うつがよくわかるロングセラー、名著。うつについての正しい知識を伝えるとともに、うつと上手につきあっていく生活術、思考法などを紹介します。
目次
第1章 なんとなくうつ…これは病気?それとも気分?(なぜ、うつが増えているのか;そもそもうつ病ってなに? ほか)
第2章 うつにならない「がんばり過ぎない」働き方(「忙しい」をストレスにしない秘訣;仕事を楽しむコツ ほか)
第3章 うつな気分が晴れる暮らし方(イヤな気分を一瞬で消す方法;魔法の口癖で気持ちもスーッとなる ほか)
第4章 うつの人への上手なサポートと、受け入れるコツ(真面目ながんばり屋さんほどうつになりやすい;うつの人への周囲のサポート、そのノウハウ ほか)
著者等紹介
斎藤茂太[サイトウシゲタ]
精神科医・医学博士。1916年東京生まれ。慶應義塾大学医学部にて精神医学専攻。斎藤病院名誉院長。日本精神病院協会名誉会長、アルコール健康医学協会会長、日本ペンクラブ理事、旅行作家協会会長などを務める。家族、夫婦、兄弟、子育て、恋愛、心の病、ストレス、旅などをテーマに、悩める現代人に安らぎと癒しを与え続ける。多彩な執筆と講演活動も活発にこなす。歌人で精神科医だった斎藤茂吉の長男。2006年没、享年90歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ロア
13
ネコのイラストがかわいい。2018/01/07
かこ
2
★★☆☆☆ おじいちゃんの精神科医が性善説に則って書いた一冊な感じ。間口が広すぎて鬱患者の目線ではイマイチ。 そういう考え方が出来るくらいなら鬱になってないよ、、的な部分が多い。古いからしょうがないのかもしれない。 好きの気持ちを大切に。イライラメモ。の2つは実践できそうかも。 2017/12/15
The pen is mightier than the sword
1
深刻の状態になる前を想定していると思う。ここで紹介されている症状の中には気分が乗らない、というものもある。参考になる、あるいはすべきは3つ。①多忙によるうつ状態は単に疲れと捉えて軽く見勝ちだが、休む時間の各方向、医師の診断など、早めに対処すべき。②「自分の時間」は何としても死守すべし。③「いらいらメモ」のすすめ。腹が立ったり嫌なことがあれば、手帳に自分の素直な気持ちをぶちまける。その他に不安をなくすためや人付き合いでストレスをためないためのアドバイスもあるが、うつ防止というほどのものでは無さそう。4762022/11/23
Nishi
1
自分、うつなの?と思ったので読んでみました 結局わからないけど、 本の中だけでもわたしと同じような人がいる!って思うだけで少し気分が楽になる。みんな何かしら色々あるのよね、たぶん。で、まぁいいかと思えたのでよし。 2019/09/01
りお
1
辛い気持ちは普段押し殺して過ごしてしまうけれど我慢しすぎると自分が壊れてしまう。辛い気持ちは1人の時思いっきり外に出して発散してもいい事を学んだ。 読みやすかったから斎藤茂太さんの他の本も読んでみようかな。2018/12/20