内容説明
「維持可能な社会」「内発的発展」といったキーワードをもとに、“成長なしに繁栄できる社会”という新しい社会システムの可能性を探る。
目次
1 転換期―先進資本主義経済システムの欠陥と地球環境の危機(第三の転換期か;グリーン・ニューディル)
2 Sustainable Development(SD)からSustainable Society(SS)(成長と環境をどう調和させるか;環境と開発に関するリオ宣言;SDによってめざすSSとは何か)
3 経済成長主義からの脱却(際限のない成長を信じているのは狂人か経済学者;成長なしの繁栄)
4 内発的発展(ガンジーの教訓;外来型開発から内発的発展へ;内発的発展の原則;内発的発展の新段階)
5 足下から維持可能な社会を(EUのサスティナブル・シティ・プラン;日本の維持可能な内発的発展)
著者等紹介
宮本憲一[ミヤモトケンイチ]
大阪市立大学名誉教授、前滋賀大学長・同学名学教授。1930年台北市生まれ。日本地方財政学会理事長、前自治体問題研究所理事長、日本環境会議代表理事等、歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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