内容説明
ノーベル賞に匹敵するといわれる「ペトカウ効果」をつぶさに紹介、原発・核実験の放射能汚染を徹底検証した世界的労作の初邦訳。
目次
1 生態学的考察
2 原子爆弾と原子力発電所(生物学的影響)
3 森林の死と放射能
4 基本的な社会政治的影響
5 あとがき
6 第2版のあとがき
著者等紹介
グロイブ,ラルフ[グロイブ,ラルフ][Graeub,Ralph]
1921年にスイスのリースタールで生まれる。チューリッヒ工科大学で化学工学を学んだ後、開発エンジニアとして働きながら、多くの国際的な環境保護委員会で活躍。40年近く、原子力のリスクについてのコメンテーター、著者、専門家として活動し、地位を確立した。社会的責任を考える医師の会、核戦争防止国際医師会議/社会的責任を考える医師の会(IPPNW/PSR)のスイス支局のメンバー。2008年1月死去
スターングラス,アーネスト・J.[スターングラス,アーネストJ.][Sternglass,Earnest J.]
1923年ドイツのベルリンで生まれる。ピッツバーグ大学医学部放射線科名誉教授。専門は放射線物理。米国議会、米国科学アカデミー、州議会、政府の規制当局での公聴会の証人として、核実験による死の灰と原子炉からの放射性放出物による人体の健康、特に発達中の胎児や幼児への影響について広範な疫学調査を行なった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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