内容説明
ゲーム装画・キャラクターイラスト、多分野の小説装画・挿絵から未発表作品に至るまで、小島文美の10数年に渡る画業を収録した初画集。
目次
Arachne/Abaddon/嘆きの声/悦
融/紅蓮児/Alma vita
砂の王
禁じられた翼/森の精Sylvestre
具有/えな/輪廻・阿字/Zoonomia/変身
Enbryo/ゾアハンターZoa Hunter
復讐紫剣
破冥明王Vidya‐raja
羅刹
妖符魔界〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hannahhannah
14
小島文美の初の商業画集。西洋風の耽美で幻想的な作品が多い。ホラー風でグロテスクな感じのものやSF風のものも結構ある。そして、幕末の志士や三国志の英雄などの東洋人を描いたものある。彼女の手がけた作品で知っているのは悪魔城ドラキュラ/キャッスルヴァニアシリーズだけだけど、楽しめた。子どもの頃、小島さんが手がけた悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲のアーカードを見たときは正直がっかりした。悪魔城の主人公と言えば、シモン・ベルモンドという暑苦しくてマッチョなオジサン以外に考えられなかったから。でも、今見るとアーカードも2017/06/08
袖崎いたる
4
ヒトガタが描かれていない方が魅力的なのはなぜだろうか。何かを強いられるからか?ところが古典的な身体でもって描きこまれている人間はそこまで違和感がなく美しさを感じられる。特にイコンとして描かれた作品など。たぶんナチュラリズムに関係がある。2018/04/15
周藝傑
1
美しすぎる原画だ。この一冊を読んで、もうヘブンに辿り着いた気がする。小島文美さんがいったいどんな生活して、どんな本を読んだ、どんな所に行って、このような絵が書けるただろうか。唯一の不足は、迫力のあるはず絵は迫力と勢いが足りない。武器の勢いも見た目で、弱弱しいと感じる。2015/06/06
てら
0
★★★★★ 待望の画集です!小島さんの描く耽美なイラストがじっくり見れます。ただ、ドラキュラシリーズが少ないのが残念だったかな。2010/12/01
Gen Katakura
0
カラーが多く、質も良いと思います!!2012/10/28