出版社内容情報
結婚しない男、異世界転生!数々のチート能力を持ったイケメン貴族として送る二度目の人生で目指すは――やっぱり優雅な独身生活!?
内容説明
自らの意思で独身を貫き孤独死した男、独楽場利徳は、その生き様を気に入った異世界の神「独神」によって、彼の管理する異世界へ転生することとなった。数々のチート能力を持ったイケメン貴族、ジルク=ルーレンとして生まれ変わった彼は、冷蔵庫を始め現代日本の便利道具を異世界の技術で再現し、魔道具師としての名声を欲しいままにするのだが―?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
彩灯尋
13
見た目もお金も名声にも困っておらず、好きなことをして欲しい道具を作って好きなものを食べる。とても自由で憧れる生活。そこに魔道具師という職業をうまく絡めてあり、とても面白かった。主人公が一貫して結婚を拒むクールなところも良い。あっという間に読み終えてしまった。現代の文化や道具を異世界に持ち込んでみんなが驚いている反応が見れるのも気持ちが良くて好き。2024/02/18
T
9
独身を貫き孤独死した男は、独神に気に入られ彼の管理する異世界へ転生。イケメン貴族・ジルクとして転生した彼は、独身至上主義の心情を曲げることなく、今世でも優雅な独身生活を謳歌する。優雅な独身貴族のスローライフ・ファンタジー開幕。貴重な品や豪勢な食事、自由気ままな生活。独身者だからできる生活とジルクが感じる独身者に対する周囲からの目線に親近感が湧いた作品で面白かったです。ジルクには是非とも独身生活を謳歌してもらいたいです。今後も楽しみです。2021/09/25
alleine05
6
微妙。メインとなるストーリーが無く、同じようなことのくり返しで単調で盛り上がりが感じられなかった。主人公が独身貴族主義というのが最大の特徴の作品だけど、それ以外はありふれた他の異世界転生ものと変わるところが無いし、主人公がそういう気質だから話を広げる余地があまりなくて、ひたすら食べることが中心になっていた感じ。かといってお食事ものというには、美味そうに感じられないわけではないけど、なんだか無理して食事描写に力を入れているような印象というか。2022/11/03
菊地
4
なるほど、独身主義者だとフラグが立ちかけてもラブコメ展開に発展しないものだな、と妙な納得をしてしまった。2022/01/16
fap
0
我が道を行くお一人様。 芯が通っていて清々しい。 独りではあるが孤独ではない。 性格に難があるが、これがなかったらしがらみに縛られてしまうだろう。 なかなかにぎりぎりな設定である。 2022/03/31