内容説明
確執があった母、認知症になった母。その母は旅立った。次は私の番。介護施設で介護の仕事を実体験したり、終活を模索する一方、60代はまだ成長期、やりたいことは山ほど!「いい年」なんて言っていられない!揺れる60代!いまを楽しみ、どう生きていくのか!
目次
第1章 60代になって何が変わった?(還暦を迎えたけれど;年取るのって怖くない? ほか)
第2章 確執があった母を送る(ああ~母は旅立った;母が選んだ生き方 ほか)
第3章 自分から介護の仕事に飛びこむ(介護施設ってなんなんだ;なぜ介護施設で働こうと思ったか ほか)
第4章 誰もがいつか介護される側になる(生存確認のための餌付け;誰も介護なしに後半生は語れない ほか)
著者等紹介
秋川リサ[アキカワリサ]
1952年、東京都に生まれる。1968年、資生堂のサマーキャンペーンでCMデビュー、帝人専属モデル、雑誌「アンアン」などのトップモデルとして活躍。以降、モデルタレントの先駆けとして、テレビドラマ、バラエティ番組、映画、舞台に出演、女優、タレントとして活躍。2001年には、ビーズアート教室を開設し、ビーズ刺繍の普及にも努める。現在、介護関係の講演も各地でおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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雨巫女。@新潮部
10
《私-図書館》私も、中島みゆき派です。私も、ネガティブにみられません。(笑)認知症の母の話は、参考になります。2018/09/08
azukin2
7
へぇ、秋川リサ以外だった。モデルタレントが1年半も時給890円で介護施設で働いたなんて凄い人やん。ありふれたエッセイかと思い読んでみたけど結構良かった。認知症のお母さんに寄り添う保護犬チェリーの話には不覚にも涙が出てしまった。ホント!リサさんの言う通りセンスある老人になれるよう今から心掛けておこうかな。2019/04/01
chocolat
2
これまでの人生のこと家族のこと、母親の認知症から介護のこと保護犬と暮らしていることまで色々と書いてあった。芸能人だということくらいであまり知らなかったけど、ご近所付き合いや老若男女問わず交流していたりと素敵な人だと思った。人間誰でも歳をとる。これからますます高齢化社会へ加速していく日本で生きていくために、自分で出来ることを考え準備しておかなくては。お金も必要。健康で働いて充実した毎日を送りたいと思う。私も含め、今は介護とか関係ない人にも人ごとじゃないよ、と言いたいな。《図書館》2018/04/28
まんだむ
1
お母様を介護されたことは知っていましたが、まさか介護施設で1年半も働かれたけとは知りませんでした。 私自身が祖母の介護中で、本当に共感出来ることばかりで、「私だけではない」と勇気をもらった1冊!2019/04/11
紅
1
絵莉子のお食い初めのため福島に行く新幹線の中で読んだ。 話しかけるようにわかりやすい文章でサクサク読めた。同世代としてステキな生き方をしている。2018/10/06