出版社内容情報
「宮脇方式」の森づくりの実践が、 日本を救う!
2020年東京オリンピック目前! かろうじて緑を残す東京も、大行事と人間の集中によって自然環境は必ずダメージを受ける。千年先に残る本物の緑の都市づくりのために、潜在自然植生の思想に根ざした“いのちの森”づくりに生涯を賭ける世界的植物生態学者が、渾身の提言!
【対談収録】マータイ/川勝平太
宮脇 昭[ミヤワキアキラ]
著・文・その他
内容説明
「ふるさとの森を、ふるさとの木で!」を、国民運動に。2020年東京オリン伸ックが目前である。大行事と人の集中に伴い、自然環境は必ずダメージを受ける。東京はかろうじて緑が残る都市だが、どんどん減少している。千年先に残る本物の緑の都市づくりのため、“いのちの森”づくりに生涯を賭ける、世界を代表する植物生態学者が、渾身の提言。
目次
東京に「いのちの森」を!―「潜在自然植生」からみた東京
東京における植生科学と環境保護―日本ではじめての国際植生学会(一九七四年)から
森と神―「おんざきさん」と私の過去・現在・未来
インタビュー 「いのちを守る森づくり」をやろう(聞き手=藤原良雄)
森づくりの匠
対談 いのちの森を未来の子供たちへ(ワンガリ・マータイ;宮脇昭)
対談 「ふじのくに」から発信する、ふるさとの森づくり(川勝平太;宮脇昭)
著者等紹介
宮脇昭[ミヤワキアキラ]
1928年岡山生。広島文理科大学生物学科卒業。理学博士。ドイツ国立植生図研究所研究員、横浜国立大学教授、国際生態学会会長等を経て、横浜国立大学名誉教授、公益財団法人地球環境戦略研究機関国際生態学センター名誉センター長。独ゲッティンゲン大学名誉理学博士、独ザールランド大学名誉哲学博士、タイ国立メージョウ農工大学名誉農学博士、独ハノーバー大学名誉理学博士、マレーシア農科大学名誉林学博士。紫綬褒章、勲二等瑞宝章、第15回ブループラネット賞(地球環境国際賞)、1990年度朝日賞、日経地球環境技術大賞、ゴールデンブルーメ賞(ドイツ)、チュクセン賞(ドイツ)等を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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