オーバーラップ文庫<br> 押しかけ犬耳奴隷が、ニートな大英雄のお世話をするようです。〈2〉

電子版価格
¥759
  • 電書あり

オーバーラップ文庫
押しかけ犬耳奴隷が、ニートな大英雄のお世話をするようです。〈2〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 351p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784865543056
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「リーン様はマイヤの大切なだんな様で、師匠なのですよ」戦うことをやめた英雄リーンと、自身の価値を認められなかった獣人の奴隷少女マイヤ。ひょんなことから始まったちぐはぐな共同生活と、竜の襲撃から街を守った事件を通して、2人は再び自らの人生に向き合い始める。生きることへの執着を取り戻したリーンは、人竜戦争の激戦で蝕まれた身体の治療のため、“勁”の師である女性ミナヅキの行方を探していた。その手がかりを求め訪ねたのは、リーンにとって懐かしくも苦い記憶の残る故郷カツィカ。かつて竜に灼かれた地で、リーンとマイヤを待ち受けるものとは…?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミヤザワ

5
ご近所付き合いから戦記のような大きな戦いへ発展するストーリーラインがうまい。犬耳奴隷が有能すぎてかわいい。「少し休みましょう。マイヤはここにいるですから」。マイヤの戦闘訓練と自己肯定を促しつつ、獣人娘ファリンにも好かれていくのが心地いい。物語の構成がうまく、教訓的な内容を含みつつ、キャラクターがとてもかわいいので、これからもこの路線でいってほしいです。2018/04/09

真白優樹

5
生きる方法を探す為、師匠を探して苦い思い出の残る故郷へ出向く今巻。―――再び生きる為、始まりの地からまた始まりを。不穏な動きを見せる故郷、ちらつく自らの同類の影。そんな中へとリーンとマイヤが飛び込んでいく今巻。子供であるマイヤは子供としての純粋さで必死に事態へ立ち向かい、大人であるリーンは、大人としての力と覚悟で黒い事情へと。師匠と弟子、それぞれの成長が見せる新たな一面が見所となっている今巻。世界に闇は未だ蔓延る中、新たな仲間を加えたリーン達は次はどんな日常を進むのか。 次巻も須らく期待である。2018/01/28

リク

4
純粋な少女の瞳は捻くれ者の大人には効果抜群だなぁ。竜殺しのその後、リーンたちはとある縁から旅に同行することに。屋敷の外にも人脈が広がってきて、マイヤが前向きになってるのがわかってよかった。この手の作品は何だかんだで師匠が全部やっちゃうことが多いけど、この作品は弟子が傷ついた師匠を守るために震える足を踏みしめて戦場に立つ強さがあるのがいいね。それにしてもマイヤ強くなったなぁ。新たな従者も増えて、今後リーンたちがどう変わっていくのか楽しみ。2018/01/28

ふらこ

2
普通のラノベっぽい体に落ち着いた感じ(・ω・)けもの耳の女の子が増えましたーーー。将来的にはハーレムなんでしょうか…?2018/02/17

ぷるるー

1
前刊に比べるとだいぶ落ちるなと。1冊目の出来が良すぎたとも言うべきか、あまり響いてこんかった。前刊のおかげで登場人物に思い入れがあるってのもあって、普通に面白いなってくらい。今後は登場人物の成長を見届ける楽しみにシフトなんだろなぁ。少し残念。2018/02/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12617878
  • ご注意事項