内容説明
認知症の人が安全に福祉用具を使用するためには、何をしなければならないのか?何に注意すればよいのか?いままでの対応のどこがいけないのか?福祉用具相談員が注意しなければならない事柄とは何か…。わが国ではじめて認知症の人が使う福祉用具の安全対策を考えた書籍。
目次
第1章 福祉用具の事故ってなに
第2章 認知症の人の事故ということ
第3章 危うい介護現場
第4章 事故を起こす構造
第5章 事故防止に向けて
わが国の認知症対策について―『福祉用具の危機』の刊行に寄せて(中村秀一)
著者等紹介
東畠弘子[ヒガシハタヒロコ]
福祉ジャーナリスト/医療福祉経営学博士/社会福祉士。日本社会事業大学大学院博士前期課程修了、国際医療福祉大学大学院博士課程修了。高齢者福祉の専門新聞の編集者、記者として長く取材活動を行った後、福祉用具の質や経営に関する研究、執筆活動に。一般社団法人全国福祉用具専門相談員協会理事、同協会の「福祉用具個別援助計画書検討委員会」委員長として、個別援助計画書(標準様式)の開発に携わる。2004年「これからの在宅介護支援センターの在り方に関する検討委員会」オブザーバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。