目次
第1章 スポーツ史研究の方法論的前提(問題の所在と論点;歴史の意味と意義;歴史の記述と説明)
第2章 研究対象としての「スポーツ」(定義の方法論的前提;「スポーツ」概念の意味;「スポーツ」概念の専門的意味;「スポーツ」概念の定義)
第3章 競技と体育(「スポーツ」における「競争」;「スポーツ」における「規則」―M.ヴェーバーを手掛かりにして;古代ギリシャにおける「体育」)
第4章 ドイツ中世スポーツ史研究の歴史(実証主義に基づく研究―19世紀;民族史観に基づく研究―20世紀前半;文化史観と唯物史観に基づく研究―1970年代まで;多様な歴史観に基づく研究―1970年代以降;日本におけるドイツ中世スポーツ史研究)
第5章 ドイツ中世スポーツ史研究の史料(「トーナメント」関係史料;「射撃」関係史料;「剣術」関係史料)
著者等紹介
楠戸一彦[クスドカズヒコ]
1947年岡山県倉敷市に生まれる。1970年東京教育大学体育学部卒業。1976年東京教育大学大学院教育学研究科博士課程退学。1976年山口大学教育学部講師。1985年広島大学総合科学部助教授。1997年広島大学総合科学部教授。2006年広島大学大学院総合科学研究科教授。2012年広島大学名誉教授。現在、環太平洋大学体育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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