内容説明
広島大学ヨーロッパ中世研究会では、2007年11月に「中世ヨーロッパにおける笑い」と題する公開シンポジウムを開催した。本書は、その発表内容を吟味し改訂して、シリーズの第8集として刊行したものである。
目次
笑いの諸相―いま泣いているあなたたちは幸い
中世イングランドにおける笑い―修道士は静かに笑う
フランス中世文学にみる笑い―笑いの社会性
チョーサーのファブリオに見る笑い―「船長の話」における言葉遊び再考
チョーサーの英語と笑い
著者等紹介
水田英実[ミズタヒデミ]
1946年生。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学、博士(文学)。広島大学大学院文学研究科教授
山代宏道[ヤマシロヒロミチ]
1946年生。広島大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学、博士(文学)。広島大学大学院文学研究科教授
中尾佳行[ナカオヨシユキ]
1950年生。広島大学大学院博士課程後期単位取得退学、博士(比較社会文化)。広島大学大学院教育学研究科教授
地村彰之[ジムラアキユキ]
1952年生。広島大学大学院文学研究科博士課程後期中退、博士(文学)。広島大学大学院文学研究科教授
原野昇[ハラノノボル]
1943年生。広島大学大学院文学研究科博士課程中退、パリ大学文学博士(DL)。放送大学客員教授、広島大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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