内容説明
僕はなぜプロで“通用しなかった”のか。僕はなぜプロで“通用した”のか。ドラ1戦士が明かす、プロ野球人生『選択の明暗』
目次
1 辻内崇伸
2 多田野数人
3 的場寛一
4 古木克明
5 大越基
6 元木大介
7 前田幸長
8 荒木大輔
著者等紹介
田崎健太[タザキケンタ]
1968年3月13日、京都市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。スポーツを中心に人物ノンフィクションを手掛け、各メディアで幅広く活躍する。著書に『球童―伊良部秀輝伝』(講談社ミズノスポーツライター賞優秀賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
34
やっと読めた!!!面白かった。 発売当初から読みたいと思ってた本。 ただ、家の都合で紙の本を置けなかったので電子書籍になるまで待ってました。著者の田崎健太氏にもお願いしちゃいましたw 8人のドライチの成功と挫折のルポ。チヤホヤされて、プレッシャーに負けてダメになる人。伸びしろを期待されていたのに伸びずに辞めた人。プロに馴染めなかった人。。色々な人がいる。 2019/07/13
しげき
27
ドラフト1位でプロ野球の世界に入った人達の物語。一番の期待を背負ってプロになるわけで、成績が出なければバッシングを受けたり、メディアにはある事ない事を書かれたり、注目ざれるが故の苦悩がありました。2023/09/26
ちび太
19
ドラフト1位というと世代のトップクラスで本人も自信満々で入団しているのかと思ったら、そうではなかった。本人は冷静に実力を見極めてるケースもある。マスコミが過度に注目したり、球団の都合で指名順位が変わったり。選手側に立った視点が良かった。2023/11/25
みなみ
19
8人のドラフト1位選手の物語。ドラフトで1位指名されるくらいなので、アマチュア時代の活躍は華々しく、同シリーズの「ドラヨン」とは趣が変わる。しかし、ドラフト1位指名であるがゆえの苦悩は大きい。選手たちは言ってもいないことを記事にされて、記事を読んで驚いたり、24時間でも記者に追いかけ回されたりする。家族は迷惑をこうむり、傷ついていく。メディアの罪よ……この本では選手自身のインタビューを通じて、それぞれの野球に対する向き合い方が伝わってきた。とくに元木と荒木(大輔)の章が印象に残った。2022/01/10
Book Lover Mr.Garakuta
15
図書館本:借りて読んだだけあって、面白かった。2021/03/21