内容説明
朝っぱらから風呂入って酒飲んで寝る!『孤独のグルメ』原作者による孤高の朝活グルメ!前代未聞の朝風呂×朝酒エッセイが全10話。
目次
第1話 御徒町の湯と酢豚定食
第2話 荻窪の湯とモーニングプレート
第3話 赤羽カプセルとジャン酎モヒート
第4話 仙川の湯と天せいろ
第5話 六郷温泉と冷やし中華
第6話 久松温泉と冷やしたぬきうどん
第7話 よみうりランドの湯とペペロンチーノ
第8話 成城の湯とカレーライス
第9話 武雄温泉とごどうふ
第10話 糀谷の湯と目玉焼き
著者等紹介
久住昌之[クスミマサユキ]
1958年生まれ、東京都出身。1981年、原作・久住昌之、作画・泉晴紀のコンビ「泉昌之」で書いた短編漫画『夜行』でデビュー。実弟・久住卓也とのユニットQ.B.B作の『中学生日記』(青林工藝舎)で、第45回文藝春秋漫画賞を受賞。水沢悦子との共著『花のズボラ飯』(秋田書店)は、「マンガ大賞2011」4位、「このマンガがすごい!2012」オンナ部門1位。漫画、エッセイ、切り絵、音楽など、多方面で創作活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
472
朝湯・朝酒、なんという心地よい響き。都内だけで(いやむしろ都内だからこそか)こんなに両方楽しめるのだなぁ。にしても羨ましいのは「自由業」。勤め人であるわたしだってもちろん休日には可能なのだが。いつの日かリタイアして日本に住んだのなら、わたしも連日、朝銭湯・朝居酒屋やるぞ。いや毎日やったら飽きるのか、そもそもその時代には銭湯はなくなってる可能性も高いな。2022/01/08
竹城 俊之介
76
お風呂に入りながら拝読。気分が乗ってきたので、最終話に至っては朝湯に入りながら拝読。読書には演出も大事。 久住さんのエッセイは緩さが心地良い。今回のテーマは朝湯!勿論、酒とグルメもワンセットです。地元・東京あり、地方遠征もあり、様々な朝湯百景が楽しめます。 それにつけても朝湯&朝っぱらから酒って、背徳感の指数がすごいですなあ。朝から酒か、、、やったことないわ。お風呂・料理は勿論ですが、登場するおっさんや店員さんも味があっていいんです。 平日の朝から仕事ない日にやってみたい。なんも考えずやってみたい。憧れ。2023/12/14
ホークス
50
2014年刊。温泉地や温浴施設でゆったり朝湯を浴び、昼ビールを楽しむ。著者にピッタリの企画。地元の三鷹に近いよみうりランドの施設では色々と思い出がよぎる。TDLができた時、よみうりランドではしゃいでいた自分をミジメに感じたが、年を経た今は良い遊園地だと思うそうだ。こんな人間の右往左往を、著者は面白く優しく見つめる。成城では、若い頃のバカな思い出を語る。余りに正直で、こちらまで恥ずかしくなる。あちこち巡ると朝湯の良さがしみじみ伝わる。無理しない事が大事だなあ。「孤独のグルメ」的な食べる楽しさも満喫。2021/02/23
なにょう
14
何も遠出したり金をかけなくとも近場にも色々楽しいことがある。美味しい御飯にお酒と良いお湯があれば。賛成!★しかし、銭湯とか大衆食堂って一見さんは入りづらいじゃあないか。それは久住さんの年の功か。久住さんも初めて入った所では大人しくしてるって。(そりゃそうです。)家に帰ってしみじみ、あそこは良かったな、と思えたらまた行くんだそうです。なるほど。2018/10/13
おかむら
14
今度は朝湯、そしてビールですよ!至福ですよ!主に東京西郊のスーパー銭湯系が多いかな。朝湯といっても10時くらいなのがゆるくていいわ。横道に逸れた話で某ホテルのフロントの男性がハゲ散らかってる話が最高にオカシカッタ!2014/02/26