内容説明
思い出してみてください。小中学生の頃、国語ができる子はたいてい他教科の成績も良かったでしょう。「国語は全学力の土台」なのです。この重要な国語。実は親のかかわり方が最大の決め手になる教科です。受験のプロが、子どもの国語力を親子で楽しみながら鍛えるためのノウハウと絶対にはずせないツボを公開します。
目次
1章 学力の決め手は国語だった(学力の土台・国語力を伸ばすのは親;「読む力」をつける;漢字は家庭学習の勝負どころ;「書く力」をつける)
2章 学力に直結する読書と作文(読書と国語力;生きる力・作文力をつける)
3章 国語力アップへ!お母さんにしてほしいこと・してほしくないこと(勉強を見てやるときに、知っておいてほしいこと;国語力は親がつける)
著者等紹介
高濱正伸[タカハママサノブ]
1959年熊本県生まれ。東京大学・同大学院卒。1993年同期の大学院生たちと小学校低学年向けに「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を重視した学習教室「花まる学習会」を設立。算数オリンピック委員会理事も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くまさん
3
この本には,今年教える内容がたくさん書いてあった。じっくりと読むことの必要性を感じる。読書は好きなのだけれども,内容がうまく読み取れていない。どうやってアウトプットさせていくのか。それが決まれば,うまいインプットの仕方が見つかるかも。2018/05/03
suoyimi
3
算数の問題であっても、文章問題ともなると読解力が必要になってきます。そんな読解力を子供が身につけるには親としてどんなことをすればよいかを紹介した本です。 一番よいのは読書の習慣をつけることです。活字であれば、たとえ漫画であっても、読んだほうがよいです。図鑑は知識獲得が優先ですが、説明文を読むことで活字を読む機会になります。もちろん物語を読めばよりよいですが、まずは慣れることが大事です。 カルタ・百人一首のような言葉遊びのゲームを子供と楽しむのもよいですね。コミュニケーションをとるよい機会でもあります。2017/12/27
Eiichi
3
今年136冊目。『お母さんだからできる! 男の子の国語力の伸ばし方』と内容的には似ている。どちらかというと、男女限定することなく、高濱流を網羅した感じ。2015/07/23
ままえもん
3
国語力というのは、結局読書と、親との会話ってことかしら。もちろん読む本や内容、親も知恵を絞った会話をしなければならないってことだけど。 読んでいて、これなら私もできそうと。我が家でもどんどん試してみます。 おっと、それと漢字は必須ね。2014/05/27
かずは
3
高濱ワールドです。 考えさせられました。もう少し早くに読んでおけば良かったです。2013/08/11
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