内容説明
和菓子に日本の伝統と未来を“見立てる”。クリエイティブディレクター緒方慎一郎、初のコンセプトブック。緒方慎一郎の美意識の軌跡。
目次
寄付
口上
果子―つくる
包―そえる
茶―ふるまう
起草店涯
春華秋実
店―むかえる
室礼―くつろぐ
同朋―つどう
条条
鑑
著者等紹介
緒方慎一郎[オガタシンイチロウ]
SIMPLICITY代表/クリエイティブディレクター。HIGASHIYA代表。長崎県生まれ。1998年、SIMPLICITY設立。「現代における日本の文化創造」というコンセプトのもと、和食料理店「八雲茶寮」「HIGASHI‐YAMA Tokyo」、和菓子店「HIGASHIYA」、プロダクトブランド「Sゝゝ(エス)」などを展開。自社ブランドのみならず、建築、インテリア、プロダクト、グラフィックなど多岐に渡るデザインやディレクションを行う。2004年、由布院「山荘無量塔」の建築および空間デザインを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Kavi
1
もらいものなんだけど、読めなかった。東京で流行りのおしゃれ食べ物があまり理解できないのよ。日本の伝統菓子を現代の感覚にあわせて、広めてまもっていくみたいな高い志は感じたのだけど。わたし食べるの専門だから、作る側の意思には興味ないのね。うまいか、うまくないかにしか興味ないからさ。ごめん。2016/11/29
チョビ
0
まずHIGASIYAというのはまずは空間ありき(オーナーが空間プロデューサー)の和菓子屋さん。というところに驚いている。最近は和菓子屋さんが広告代理店やデザイナーに折敷をおまかせしたり、プロデュース委託、お店の改築、リブランドなど工夫しているが、ここは逆である。そこにまず驚いたため、基本は和菓子が何、というより空間とは何か、を問う世界観を感じました。いや、驚きました…。2015/09/10