内容説明
「妖鬼化(むじゃら)」とは、む…は「無」に通じ、何もない無の世界。じゃ…は「邪」に通じ、よこしまなるもの。ら…は「羅」に通じ、多くのものが複雑に編まれ、綴られる様。何もない空間に突然、邪なものたちが現れ、それが無限に集まっていった世界のことである。水木しげるの妖怪画の集大成、オールカラー画集。
目次
中国(赤頭と小僧の妖怪;悪四郎妖怪;天逆毎;後神 ほか)
四国(足まがり;犬神;陰神刑部狸;牛鬼 ほか)
著者等紹介
水木しげる[ミズキシゲル]
漫画家にして、妖怪画、妖怪研究の第一人者。1922年鳥取県境港市に生まれる。1950年より紙芝居の習作をはじめ、1957年上京。貸本漫画家となる。『墓場の鬼太郎』など大ヒット作を連載。「鬼太郎」は繰り返しアニメ化され国民的キャラクターとなっている。紫綬褒章を受章。2003年旭日小綬章を受章
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。