それでも地球は回っている―近代以前の天文学史

それでも地球は回っている―近代以前の天文学史

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  • サイズ A5判/ページ数 319p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784860642235
  • NDC分類 440.2
  • Cコード C2044

内容説明

どうすれば、地球が動いていることを見出せるのか―。この難題に果敢に挑み続けた数多の天文学者たちのドラマと宇宙観の変遷を、丹念にひもといていく。

目次

プロローグ 地球はいまだに「止まっている」の?
第1章 古代の宇宙観(神代から古代の宇宙観;古代ギリシャの宇宙観;天動説黄金時代)
第2章 天球のルネサンス(動き出した地球;観測屋と理論屋の奇妙な共同戦線;惑星軌道の法則を求めて;科学と宗教の大激突時代)
第3章 静から動へ(恒星が動いた!;やっぱり地球は動いていた!;地球の自転を証明せよ!;宇宙の中心を求めて)
エピローグ 古くて新しい年周視差物語
巻末データ

著者等紹介

青木満[アオキミツル]
1961年、東京生まれ。八王子市こども科学館・プラネタリウム解説員、バリ天文教育センター主任講師、天文誌「月刊天文」スタッフ・ライターを経て、科学ジャーナリスト、サイエンス・ライターとして、主に天文・宇宙分野の書籍・雑誌の執筆、講演活動を展開。専門のガリレオ衛星の投影現象の研究の他、ライフワークとして、バリ島に伝わる星物語の発掘・同定作業を、バリの星物語の研究者で、語り部である妻と共に手掛け、次世代への継承に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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黒猫

9
天動説か?地動説か?1500年にわたる天文学者たちの争い。アリストテレスの呪縛、ローマ教皇、キリスト教の圧力。しかし、コペルニクスの死床に臥せりながら出版した「天球の回転について」がまさに天地をひっくり返す!そしてガリレイの登場。キリスト教審判にかけられながらも地動説を主張。これは感動した。「それでも地球は回っている」とは逸話みたいだがガリレイの信念を見た。天文学はわからなくても面白い。ニュートンがリンゴの落下をみて、なぜ月は落ちてこないのか?と思ったみたいな、純粋な好奇心が地球を動かしたんだな~。2016/05/19

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