内容説明
ケヴィン・シールズほか、ＭＢＶメンバーへのインタビューと、関係者への取材から聞こえてくるマイブラの音とは？いまなお影響を与え続ける歴史的名盤『ラヴレス』誕生の秘密に迫る。
目次
Ｙｏｕ Ｍａｄｅ Ｍｅ Ｒｅａｌｉｓｅ
Ｌｏｖｅｌｅｓｓ
Ｐａｉｎｔ ａ Ｒａｉｎｂｏｗ
Ｗｅ’ｒｅ Ｓｏ Ｂｅａｕｔｉｆｕｌ
Ｇｌｉｄｅｒ
Ｏｎｌｙ Ｓｈａｌｌｏｗ
Ｃｏｍｅ ｉｎ Ａｌｏｎｅ
Ｓｗａｌｌｏｗ
Ｔｏ Ｈｅｒｅ Ｋｎｏｗｓ Ｗｈｅｎ
Ｆｏｒｅｖｅｒ ａｎｄ Ａｇａｉｎ〔ほか〕
著者等紹介
マクゴニガル，マイク［マクゴニガル，マイク］［ＭｃＧｏｎｉｇａｌ，Ｍｉｋｅ］
１９６８年生まれ。１５歳の時にフロリダ州マイアミで「ケミカル・インバランス」というファンジンを制作する。１９歳になってニュー・ヨーク大学で彫刻を学ぶためにニュー・ヨークへと移り住んだ彼は、「ヴィレッジ・ヴォイス」や「アートフォーラム」、「スピン」といった雑誌へと寄稿するフリーランスのライターとして活動を開始する。近年、マイクはオレゴン州のポートランドに移り住み、そこで生活のために音楽やアートに関する文章を執筆中である。彼はまた「イエティ」という雑誌の編集者で、フリーランスのアートの展示会のキュレイターであり、イエティ出版の共同ディレクターでもある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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kishimoto
2
繊細で暴力的で、耽美的で、悪夢のような白昼夢のような、ただ美しい音楽。人生のなかでもっとも影響を受けた音楽のひとつ、マイ・ブラディ・ヴァレンタイン『ラヴレス』に関する本。恋人だったケヴィン・シールズとビリンダ・ブッチャーの関係の変化、スタジオでの苦悩、ギターよりもボーカルをレイヤーのように幾重にもかさねているという驚くべきサウンド・プロダクションの秘密。音楽が完璧すぎて、あえて、このアルバムの背景についていままで知ろうとしてこなかったけれど、いま読んでおいてよかった。2010/01/23
富原
1
マイブラのメンバーインタビューや裏話。ダイナソーjrも大好きだし、Lovelessも大好き。 私はギターが好き★2017/08/30
鉄路のほとり
1
別に裏話が書いてあるわけじゃないが、"Loveless"を何百回と聴き狂った人には楽しめる（そうじゃないと全然楽しめないかもしれないが…）ケヴィンのあのギターの音はエフェクターじゃなくてトレモロアームで弦をベンドさせて出していただなんて… ケヴィンがフェンダージャガーを手に取ったのはＪマスシスとサーストンを意識したからだとか。"Only Shallow"の冒頭はギターを重ねた上でピッチ上げ。"Sometimes"のシンセ風の音はビリンダの声とサンプラーのプリセット音のオーバーダビング、とか。2014/06/18
chatnoir
1
入手困難を恐れて慌てて購入。買って良かった。内容はあまり感じられないんだけど、でも胸にくるものは確実にある。それだけの、煙のような物のためだけに買う価値はあると思う。MBVを回顧し、そして現在進行形の"When You Wake You're Still in a Dream"を味わえればそれで最高。2013/12/08
ponzu
1
ギターよりもヴォーカルにチャンネル数割かれてるという話には驚いた。帯に書いてあるように「唯一のマイブラ本」だが内容に比べると1800円は割高か。Loveless自体が1000円切る価格で売られてるわけで。2012/03/04
