内容説明
プロのＩＴ技術者が書き下ろした「２１世紀型運用」への発想の転換。オープンソースを活用した次世代運用技術の実際。
目次
第１章 はじめに―システム運用の本質を知ろう（システム運用とは；システム運用と運用コスト；「運用コスト」こそが成功のための重要なファクター）
第２章 システム運用、５つの大間違い（２０世紀型の運用から２１世紀型の運用へ―環境の変化による運用上の問題；間違いその１―コンピュータの得意分野を人が担う；間違いその２―仮想化すれば運用コストが下がる；間違いその３―ツールの導入や、障害対応のアウトソースで運用体制は万全；間違いその４―システムの負荷上昇を障害検地；間違いその５―運用担当者のキャリアパス）
第３章 大規模システムやクラウド環境に適した運用設計（運用の「あり方」に改革を；正しいシステム運用のかたち；企業経営に不可欠なシステム運用とキャリアパス；正しいシステム運用のための監視要件定義；本当の意味の「効率化」「高品質化」「コスト削減」；「Ｐａｎｄｋｒａ」とは）
第４章 運用技術と実践（技術と情報の管理；監視運用設計を実践的に見てみる；監視・情報収集設計の実際；運用設計；運用におけるシステム改善の事例を見てみよう；運用を通して得た情報を次期システムの設計へ―次期システム設計のリードは運用から）
第５章 座談会「システム運用の進化を求めて」（開発と運用は水と油！？；「運用」って面白い、飽きない；開発側に提言！「システムリソースは無限じゃない」；勝ち組は「運用管理」にお金をかける；平常時の状況を知らなければ、非常時の対処法はわからない；運用管理ツールの導入はもはや必須；縁の下の力持ちとして、プライドある仕事を）
