出版社内容情報
序盤作戦の立て方はこの一冊から!序盤において、級位者と有段者で明確に差が分かれるポイントはどこでしょうか?
それは、「作戦を立てることができるか」です。
ただ定石を手順通りに打つのと、作戦を立ててそれに沿った工夫ができるのでは大きな差があります。
「模様作戦で打とう」、「じっくり実利を取る作戦で打とう」という意識を持つことではじめて、石の方向や定石の使い分けも意識できるようになるのです。
本書は、頻出する序盤を題材に、どのような作戦を立てて実際にどう打てばよいかを丁寧に解説しています。
作戦別・用途別に「正しい石の方向に打てるようになること」「配石に適した定石を選択できるようになること」。これができるようになれば、序盤力は見違えるほど上達します。そして、これは中盤や終盤の上達にもつながります。
すべての囲碁ファンに読んでいただきたい一冊です。
山田晋次[ヤマダシンジ]
著・文・その他
内容説明
プロでよく打たれる形を題材に、配石や棋風別に作戦やテクニックを紹介。好みの打ち方を見つけ、自分ならではの碁を確立しよう!
目次
第1章 定石の選択法(ナダれるか、オサえるか;ハサみたい黒;中国流、三々に入りたい白;ミニ中国流にさせない白のハサミ;右下にシマリがあるときの小ゲイマ ほか)
第2章 布石の選択法(ケンカ小目のカカリ方;ミニ中国流に対する白の打ち方;白番の三連星対策;ワリウチ以外の白の打ち方;実利派の二連星での黒の打ち方 ほか)
第3章 作戦の立て方 実戦編
著者等紹介
山田晋次[ヤマダシンジ]
昭和58年7月14日生。東京都。菊池康郎氏(緑星囲碁学園)に師事。平成13年入段、同年二段、14年三段、16年四段、20年五段、24年六段。18年第31期新人王戦準決勝進出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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