「いいひと」戦略 - 超情報化社会におけるサバイバル術 (増補改訂版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784838725489
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

Googleやfacebookの採用基準、
実は「いいひと」です!

「いいひと戦略」とは、21世紀の超情報社会において個人が生き延びる最適戦略です。
ネット時代である現代のリスク管理です。
いいひとだよ、という評判こそ個人戦略上、最も手堅く強い効果を発揮します。

では「いいひと」になるには、どうしたらいいのでしょう?

『「いいひと」戦略』出版記念トークイベントでの質疑応答を新たに追加。

【推薦文】内田 樹
「『その通り!』と膝を叩き続けながら読みました。」

Googleやfacebookの採用基準、
実は「いいひと」です!

「いいひと戦略」とは、21世紀の超情報社会において個人が生き延びる最適戦略です。
ネット時代である現代のリスク管理です。
いいひとだよ、という評判こそ個人戦略上、最も手堅く強い効果を発揮します。

では「いいひと」になるには、どうしたらいいのでしょう?

本書を読み終わるころには、
きっとあなたも「いいひと」戦略の有利さに気づいて、
誰彼かまわず教えてあげたくなっているはずです。
だって、それが「長期的にみたら、あなたの利益を最大化する方法」なんだから、
では、冒険をはじめましょう!

『「いいひと」戦略』出版記念トークイベントでの質疑応答を新たに追加。

【推薦文】内田 樹
「『その通り!』と膝を叩き続けながら読みました。」

序文 

第0章 ネット世代から「いいひと」が生まれている 
はじめに 
「いいひと」になろう 
ハイパー情報化社会と評価経済社会 
ホリエモン「イヤな人」から「いいひと」へ 
「いいひと戦略」の本質 

第1章 評価経済社会の到来
人類の歴史の大部分は「評価社会」 
評価経済社会を支えるインターネット 
ビジネスはダメな業界 
お金は非効率 
広告出稿量の減少 
シェア 
評価はお金を生む 

第2章 自己啓発の格付け 
自己啓発本に意味はあるのか 
金持ちになる 
頭が良くなる 
情報通になる 
有名になる 
3つの恵み 
Good natured person

第3章 評価戦略 
ビジネスセンスとは何か? 
ハイパー情報化社会における「格付け」 
相互レビュー社会へ 
インターネットという暴力空間 
「評価戦略」は現代の武道 
「評価戦略」と「いいひと戦略」 

第4章 「いいひと」戦略への反論 
「いいひと」戦略への反論 
「本当のいいひと」じゃない 
メッキはすぐに剥がれる 
「いいひと」は損をする 
モテない 
「いいひと」の定義が分からない 

第5章 いいひと戦略 
イヤな人になる努力をやめる 
A 欠点を探す 
B 改良点を見つけて提案する 
C 陰で言う 
D 悪口で盛り上がる
E 悲観的・否定的になる 
F 面白い人、頭の良い人、気の合う人だけで集まる 
「いいひと戦略」 
助走:フォローする 
離陸:共感する 
上昇:褒める 
巡航:手伝う、助ける、応援する 
再加速:教える 
軌道到達:マネー経済から抜け出す 

第6章 評価経済社会で生きる 
単職モデルと多職モデル 
クラウド市民・達磨さん 
月3万円ビジネス 
3C 
キャラクター上場 
3つのリスト 
MacBook Airを貰ったニートのphaさん 
「いいひとコミュニティ」を作ろう 
そして「いいひと文明」へ 

第7章 質疑応答

後書き 

【著者紹介】
1958年大阪市生まれ。社会評論家。オタキング代表。FREEex主催。アニメ会社ガイナックス設立後、東京大学やマサチューセッツ工科大学講師を経て 大阪芸大学客員教授に就任。95年に発表した処女作『ぼくたちの洗脳社会』をリライトした『評価経済社会』が思想の核。2010年に社員が給料を払うユニークなオタキングex(11年12月名称をFREEexへ変更)を設立。近著に『いつまでもデブと思うなよ』『スマートノート』『人生の法則』『遺言』『オタクの息子に悩んでます』 など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タツヤ

16
『いい人』が損をするというのは昔の話で、超情報化社会においては、人柄という情動は瞬時に共有されてしまう。 貨幣経済から評価経済へ移行している社会においては、お金よりも社会の評価によって、その人の価値が決まるらしい。 SNSをあんまりやってない私からすると、私生活の情報が漏れてしまうのは怖いけれど、デジタルネイティブの人からすると、機会損失が大きいのかもしれない。2022/06/03

仲本テンカ

13
衰退しつつある社会では、共同生活を営める能力が必須になる。そのためには、「良い人」として振る舞うことが重要である。「人気者」であっても、「嫌な人」と認識されればあっという間に「村」から追い出される情報社会。ただの庶民の小さな悪事も、「人気者」がSNSで拡散するば一瞬で「極悪人」として祭り上げられる社会。そんな社会で「嫌な人」として振る舞うのは自殺行為。なので皆さん、現代は「良い人」として振る舞う方が「おトク」ですよという岡田さんの提言。たいへん納得いたしました。「良い人戦略しましょうか」って事ですわね。2016/01/28

めがねざんまい

8
2012年に書かれた内容、なのに今でも全然色褪せない論理に驚き。いい人戦略とは超情報社会において個人が生き延びるための最適な戦略である。社会人になって自分はどちらかというといい人は損と感じていたので、いい人を戦略的に使いこなせば得となるこの考え方には惹かれてしまった。貨幣的な価値ではなく、ネット社会ではネット上での評価の価値の方が高い。ネットでのコミュニティに参加して評価のデータを蓄積する。他方で低評価に対する免疫・リスクヘッジも重要。嫌な人になるための努力を無くさなければ。悲観的・否定的は即やめよう。2022/06/17

まさき|SNS採用に強いフリーランス

8
「いいひと戦略」とは、21世紀の超情報社会において個人が生き延びる最適戦略。ネット時代である現代のリスク管理です。 いいひとだよ、という評判こそ個人戦略上、最も手堅く強い効果を発揮します。評価経済社会では、能力よりも人格、つまり「いいひと」であるかどうかが重要になります。ネットというインフラが、双方向の評価システムを支えます。2021/01/02

Nobu A

7
先日、読了の「評価経済社会」と共に3冊立ての1冊。読む順番があるのかどうかは知らないが、前著が理論編だとしたら、今回のは実践編。内田樹先生推薦の帯に釣られて購入。申し訳ないが、回りくどい。データに裏打ちされているわけでもなく、有名人や多職人、達磨を引き合いに「いいひと」戦略を提唱。様々な性格や社会層が共存する現代社会。今後、益々国際化の時代となり、言い争いや嫌なことを我慢したりしながら、せめぎ合いの中で理解が進むと考える。ネットの普及で他者との関係性が変わってきているが、根本的なところはどうなのかと疑問。2017/04/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6824871
  • ご注意事項