そよ風の手紙―自閉症児りょうまとシングルファーザーの18年

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784837671961
  • NDC分類 916
  • Cコード C0077

目次

序章 ベストでないが、ベターな選択(りょうま0~6歳)(りょうま誕生;目の前が真っ暗になる ほか)
第1章 私のサンタクロース(りょうま7~9歳)(「タコタコ星人」と「イワイワ星人」;感動のボールパス ほか)
第2章 雨の日のワイパーのように(りょうま9~12歳)(雨の日の回想;「警察を呼ぶか?」 ほか)
第3章 生かされる意味(りょうま13~15歳)(世界でたった一人の君だから;14歳になった君への手紙 ほか)
第4章 未来のゴールを探す(りょうま15~18歳)(新たな門出の日に;食事のあいさつができた! ほか)

著者等紹介

新保浩[シンボヒロシ]
一般社団法人そよ風の手紙・代表理事。1965年、神奈川県生まれ。神奈川大学工学部建築学科を卒業後、一般企業に勤めながら、ウィンドサーフィンの実業団に所属。1994年、長男りょうま(綾麻)誕生。1998年、りょうまが自閉症と診断される。2001年に離婚し、それ以後はシングルファーザーでりょうまを育てる。2001年、ホームページ「そよ風の手紙」を開設。2013年3月31日に終了するまで、「週刊自閉症ニュース」のポッドキャスト配信(5年間)なども含め、12年間にわたって更新を続ける。2013年4月、一般社団法人そよ風の手紙を創業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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あずさ

5
自閉症児をシングルで育てるのは本当に大変だと思うけど、前向きで明るい浩さんの姿勢が素敵だった。何事にも明るい人は一番強い。2016/10/12

くろばぽん

3
きっとここに書かれていないご苦労はいかばかりかと思いますが、それを全く感じさせない常に明るく周囲への感謝を語るお父さまの強靭な精神力はいったいどこからくるのでしょうか。りょうまくんの純真な心がパワーを運んでくるのでしょうか。お父さまはもちろんのこと、高齢でご自身のお身体にも不自由がおありのなか、いつも優しく温かくりょうまくんを見守る祖父母のお二人の愛に感動しました。ずっとお元気でいらしてほしい。2015/02/08

ひとひら

3
★★★★寄せられたメッセージにもあったように熱く冷静な父親と重度の自閉症をもつ子の生まれてから18年間のダイジェスト。ジメジメとしたところがなく、感謝と前向きさが素敵。困難はそれを乗り越えられる人を選んでやってくるとはよく言われることだが、まさにそう。大変なことも貴重な体験として幸せを感じられるのは本当に素晴らしい。すべてを大切に、やるべきことはちゃんとやろうと生きることに前向きになれる本。2013/11/15

とりぴよ

2
NHKで紹介されていた新保さん親子。育児の困難とマンションの階下住人からのクレームで精神的疲労がピークに達した奥さんを守るため離婚を決意。9歳から高校卒業までは、りょうまくんは平日は施設、週末だけ一緒に過ごす生活の中で綴られた父子の記録。お父さんは、いろいろ資格取って福祉事業所始められたそうです。2014/11/28

Shinichi Domae

2
自閉症の息子に感謝しながら暮らす、 スーパーポジティブなお父さん。 何があっても「ありがとう」、 何をされても「ごめんな」。 見事な心機転換。 こころの使い方を教えられた。2014/05/05

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