内容説明
全身ぼさぼさの奇妙な男とともに道に迷い、またもやオズの国を目指して旅することになったドロシーと愛犬トト。シリーズおなじみ、へんてこな仲間たちも大集合。
著者等紹介
ボーム,ライマン・フランク[ボーム,ライマンフランク][Baum,L.Frank]
1856年ニューヨーク州生まれ。俳優、脚本家、セールスマンなどのさまざまな職業を経て40代で作家となる。44歳のときに発表した『オズの魔法使い』でファンタジー作家として人気を確立。読者の子どもたちからの熱い要望にこたえ、オズ・シリーズの続編や番外編を20年にわたって書きつづけた。ほかにも子ども向けの作品を数多く創作している。1919年、62歳で没
宮坂宏美[ミヤサカヒロミ]
弘前大学人文学部卒業。旅行会社勤務、雑誌のライターなどを経て翻訳者に。宮城県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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soran
4
なんだろう、この独特の面白さ。今回はまた新たなキャラの際立つ登場人物が何人も登場し、一同釜で煮られかけたりもするものの、ぜったい安心して読めます、かならず助かりますもん。それがオズの国のいいところ。オズマ姫の誕生パーティーの豪華さ、そしてその細やかな描写は読んでいてうっとり。いっとき、現実のうさを忘れさせてくれます。2012/06/01
chicoco
1
オズマ姫の偉大さが、本人登場前から伝わってきます。立派になりましたね。新キャラのボサ男とジョニー・スグヤルーみたいな男友だちがほしいです(笑)。今回も楽しめました。ボーム氏はなんと6巻でシリーズをいったん終了させるのだとか。ぜひ6巻も読まなければ。2013/04/08
keiko_f
1
オズの魔法使いシリーズ第5作。次から次へと新たなキャラクターが登場するだけでなく、時代を反映した最新機器の情報を盛り込みながらファンタジックな世界を作り上げているボームさん、すばらしい。 訳者あとがきにある、ゲスト登場人物たちの物語も読んでみたい。1冊は本棚にあるはずなのに行方不明なのは、そろそろ本棚を整理しなさいというボームさんからの声なのか……?2013/03/23
utaki
0
うーん、パターン化してきてないかな。 ドロシーがふしぎな場所に迷い込む→風変わりな道連れができる→オズに到着→パーティーして帰るって。 面白いけど。 次で一度完結のつもりで書いていたらしいので、次は期待します。2013/06/09
食パン
0
小52022/02/14