著者等紹介
きむらゆういち［キムラユウイチ］
木村裕一。東京都生まれ。多摩美術大学卒業。造形教育の指導、テレビ幼児番組のアイディアブレーンなどを経て、絵本・童話作家に。『あらしのよるに』（講談社、小学校４年生国語教科書掲載）で講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞、ＪＲ賞受賞。同舞台脚本で斎田喬戯曲賞受賞。同作品は映画化され、脚本も担当し、「日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞」を受賞。『オオカミのおうさま』（偕成社、田島征三絵）で日本絵本賞受賞。絵本・童話創作に加え、戯曲やコミックの原作・小説など広く活躍中。純心女子大学客員教授
みやにしたつや［ミヤニシタツヤ］
宮西達也。静岡県生まれ。日本大学藝術学部美術学科卒。人形美術、グラフィックデザイナーを経て、絵本・童話作家に。『きょうはなんてうんがいいんだろう』（鈴木出版）で講談社出版文化賞絵本賞。『ふしぎなキャンディーやさん』（金の星社）で日本絵本賞読者賞。『おとうさんはウルトラマン』（学習研究社）でけんぶち絵本の里大賞・びばからす賞を受賞。紙芝居、エッセイ、映画脚本なども手がけている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ネギっ子gen
43
【嫌な奴が近くにいると、楽しくないな】大きな川の真ん中にある島に、ライオンの親子が釣りをしようと渡ってきた。「パパ、お魚釣れるかなあ」「ハハハ、もちろんじゃ。なんたって、パパはこの草原で一番偉いんじゃよう～」「パパ、すごーい」と。そこに、ゴリラの親子もやってきた。ライオンが魚を一匹釣ると、ゴリラも負けじと二匹釣る。そのたびに子どもが「あ〜、あっちもまた釣ったよ〜」と叫ぶので、ライオンのパパもゴリラのパパも負けるわけにいかない。ポツポツと雨が降り始め、やがて土砂降りになったけど、自分が一番で終わりたいと――2024/03/29
しゅわ
32
【図書館】『ダ・ヴィンチ』の新刊絵本案内より…木村裕一さんと宮西達也さんがタッグを組んだ一冊です。大きな川の真ん中にあるシマで、子供を連れて釣りに来たライオンさんとゴリラさんが、ついつい意地を張り合ってしまい…という物語。お話としては安定のおもしろさだったのですが、子供を危険に晒しちゃだめだよ～と パパさん達にツッコミ。2014/10/26
たーちゃん
24
ライオンとゴリラのパパはプライドをかけて魚釣りに没頭します。ところが雨で川の水が増えてきて…。息子は釣った魚の数を数えていました。2021/09/27
shiho♪
23
低学年の読み聞かせに選書。 「ピンチの時ほど力を合わせよう」と思わせてくれる絵本。どちらがたくさん魚が釣れるか、お互い意地を張っていたライオンとゴリラのお父さん。しかしピンチを前にしてそうは言ってられなくなります。 みやにしたつやさんの絵も楽しかったようで子どもたちも盛り上がってくれた、と読んでくれた先生から感想をもらいました。2022/02/17
ぱお
20
子どもの前だと見栄をはりたくなりますよね・・・(^^♪2014/08/03
