いま、子どもに読ませたい本―子どもの感性をゆたかにするブックガイド

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822814977
  • NDC分類 909.021
  • Cコード C0095

内容説明

どんな本を選べばいいの?「生きる」とは?「家族」とは?「友だち」とは?「差別」とは?テーマ別に構成した、時代をこえて読みつがれる日本の児童文学!朝の読書、読み聞かせ、読書感想文に最適!

目次

1 幼い子の文学―はじめて読む童話
2 生きるということ―命を考える
3 家族とは何か?―親子・きょうだいへのさまざまな思い
4 いろいろな友だち―学校・友だち・遊び
5 平和への願い―戦争とその時代から
6 描かれたヒロシマ・ナガサキ―核被爆国からの証言
7 社会に向けた目―貧困・差別・自由へのまなざし
8 ファンタジーと冒険―不思議な世界への旅

著者等紹介

野上暁[ノガミアキラ]
1943年、長野県生まれ。評論家。日本ペンクラブ常務理事。「子どもの本」委員。日本児童文学学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨクト

23
友達に小学校教諭がいて、その人の話では小学生は絵本の読み聞かせで、感情移入し過ぎて泣いてしまう子もいるらしい。そう、喜怒哀楽、すべてを受け入れることができる子供だからこそいろんな本を読ませたい。面白い本から戦争の本まで紹介。いや、大人が子どもに読ませたいとか思うから子どもは読みたくなくなるのかな。だから、子どもに自主的にぜひ読んでいただきたい。読書の秋だから。2014/10/10

LACI

7
図書館の新刊本。「幼い子のの文学」・「生きるということ」・「家族とは何か?」・「いろいろな友だち」・「平和への願い」・「描かれたヒロシマナガサキ」・「社会に向けた目」・「ファンタジーと冒険」の8つの項目ごとに10作品前後の日本児童文学を紹介している。東日本震災で社会の在り方や生き方も根底から問い直す時代に、優れた文学に触れ想像力・感性を豊かにしてほしいと野上暁氏は言う。沢山のまだ読んでない児童文学に出会った共に、読んだ本を想起するにも非常に参考になった。お薦め◎2014/06/11

あおい

5
生きる、家族、平和、友達‥テーマ別の児童書紹介。子供だけでなく大人にも薦めたい本がたくさんありました。2014/07/31

アキナ

4
二頁を使って1冊の本がじっくり紹介されます。本の内容に軽く触れつつ、出版された時期の時代背景や児童文学事情もかかれており、非常に読みごたえがあります。児童書は大人が読んでも楽しいけれど、やはり子供の頃に読みたかったなと必ず思ってしまいます。たまに本の虫な子はいるようですが、うちみたいに長期休暇の前だけ宿題だから図書室の本を借りてくる子も大半だと思います。その時に何を基準に書架から選ぶのか、こんな本もあるんだよ、こんなお話なんだよ、と教えることが出来るといいですね。2015/07/18

ひなきち

0
児童良書を紹介するガイドブックです。有名な本はもちろん、知らない&知ってても手にとらなかったかもしれない…という本もありました。いつの時代も、社会問題の意識は、児童書に反映されるんですね。とくに戦争の本は、今の時代にこそ「読むべき」だと思いました。2014/06/17

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