認知症になった家族との暮らしかた―よくある「困りごと」への対応がわかる

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認知症になった家族との暮らしかた―よくある「困りごと」への対応がわかる

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784816363986
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C2047

出版社内容情報

認知症になった家族を介護するとき、戸惑いや不安、葛藤がつきまといます。認知症の人に寄り添いながら、できるだけお互いに穏やかに暮らすためにはどうしたらよいか、本書では様々な事例ごとにマンガを交えてアドバイス。認知症になった人の心理から、症状の表れ方、利用できるサービスの情報も掲載。

内容説明

身近な存在だからこそ、戸惑い、悩むことも多いはず。本書では、「同じことを何度も聞いてきて、イライラしてしまう」、「お風呂に入ってくれなくて、困っている」など、様々なシーンごとに、接しかたのヒントを掲載しています。

目次

1章 家族が認知症になったら…?
2章 時期ごとの向き合い方
3章 こんなとき、どうしたらいい?
4章 まわりの人と協力し合うために
5章 利用しよう!地域支援とサービス
6章 認知症の基礎知識

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さと

80
介護する人たちに向けて「大丈夫だよ」「コツがあるから安心して」「一人ぼっちじゃないよ」というメッセージに心温まる。実際に、痴呆症になった家族との過ごし方を漫画を取り入れわかりやすく教えてくれる。健常者には理解出来ないことにも、ちゃんと理由があるとは思い及ばなかった(恥) 被介護者と介護者との関係は精神的には対等なのかもしれない。「受容」の力って凄いね。2019/06/03

さよちゃん

18
とても分かりやすく対処法をイラスト付きで書かれているので文字ばかりのものより気持ちが楽になる気がした。こちらが明るく元気でないと心に余裕が持てなくなるし、相手にも伝わる‥自分の心が崩壊してしまうと思うので頑張りすぎず私が出来る介護をしていこうと思う。2021/10/17

貧家ピー

7
認知症の家族を介護するにあたって、症状の進行の進み方・ よくある困りごとへの対処や利用できる公共・民間サービス、認知症の基礎がわかりやすくまとまっている。 まず読んでみる基本の一冊にぴったり。認知症カフェや家族の会で話をしたり相談する大切さも感じた。2022/09/20

なりぶぅ

3
仕事として十数年と、今年転倒から始まった母の介護をしている。本書を読んで知識として知っていたことも、完全に理解はしていなかったり感覚で捉えていたことに改めて気付かされた。認知症のことが知りたいという人にとって本書はとてもわかり易いバイブルになると思う。私も定期的に読み返して、自分の介護に対する姿勢を省みていきたい。コラムの『家族の認知症介護体験記』は、一生懸命取り組む家族や関係者の愛情が伝わり涙した。2020/10/06

うさぎ(平成元年)

2
図書館本。タイトル通りよくある困り事への対応策が分かりやすい。再読したい。基本傾聴、盗まれたなどの妄想は否定せず一緒に探して自分で見つけてもらう、自分で出来ること/役割を奪わない、プライドを傷つけない、中期/本人は記憶が無いことに不安、末期まで快か不快か自覚できるので困った時は快に繋がることで気を逸らす。 弄便は聞いたことがあったが、汚れた下着をタンスなどに隠してしまう事例は初耳だったので事前に知れて良かった。祖父母になら傾聴/演技も出来るが両親だと期待がある分間違った対応してしまうかもしれない。2021/04/14

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