出版社内容情報
河野忠[コウノタダシ]
著・文・その他
内容説明
弘法大師伝説の水「弘法水」に出会って以来、伝説・伝承のある名水を調べ始めることになった著者が、その過程で「名水」と呼ばれてきた水には、自然科学、人文科学的特徴が有機的に結びついていることを発見した。「名水学」を本書ではじめて提唱する。
目次
第1章 名水の定義とその歴史
第2章 人物由来の名水
第3章 磨崖仏に湧水が存在する謎を解く
第4章 宗仰にまつわる名水と水質
第5章 江戸時代に描かれた名水
第6章 様々な用途に用いられる名水
第7章 六角井戸とまいまいず井戸の地下水利用
第8章 日本各地の名水を歩く
著者等紹介
河野忠[コウノタダシ]
1960(昭和35)年、東京都葛飾区柴又生まれ。1988(昭和63)年、立正大学大学院文学研究科地理学専攻博士課程単位取得退学。立正大学地球環境科学部教授、博士(地理学)。専門:自然地理学、陸水学、湖沼学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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