内容説明
カミングアウトをめぐる子と親、生徒と教師の、7組・19通の往復書簡。
目次
母へ、息子へ、娘へ―家族のなかのマイノリティ(母さん、あのとき泣いてたか;レインボーマーチのある街で;息子と世間と小説と;二十歳を迎える勇太へ;はじめから私の答えはひとつ)
2 先生へ、生徒だったあなたへ―教室のなかのマイノリティ(「ムーミン谷とマイノリティ」レポートにこめたもの;当事者であることを選ぶ、ということ)
3 この本を読んでくれたあなたへ(座談会 なにがあっても、わが子ですもの―ゲイ/レズビアンの子をもつ親として;解説 カミングアウトを考えているあなたへ、カミングアウトを受けたあなたへ。)
著者等紹介
RYOJI[RYOJI]
アクティビスト。1973年生まれ。ゲイリブの次世代として、エイズ時代のゲイアクトを模索し、2000年頃より、まち場からのHIV予防啓発メッセージを発信。2001年、厚生労働省疫学研究班のプロジェクトに参加し、現在のRainbow Ringの創始期デザインに関わる。同時期、グループ「GUTS」の立ち上げに参加、数年にわたり予防啓発イベントを、東京と沖縄のライブハウスで開催。現在、予防行動を妨げない環境づくりを提案、準備している
砂川秀樹[スナガワヒデキ]
文化人類学者。1966年生まれ。1990年よりHIV/AIDSの民間活動に参加し、94年よりNPO法人「ぷれいす東京」で活動。厚生労働省の研究班でゲイの性行動調査などを行なう。ここ数年はHIV陽性者に関する調査に関わっている。2000年に「東京レズビアン&ゲイパレード」の実行委員長、05年~06年に同パレードの母体団体TOKYO Prideの代表を務めた。現在、実践女子大学で非常勤講師としてジェンダー論を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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