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内容説明
北海道・松前から九州・玄界灘まで。30年以上にわたり、800人を超える人びとを訪ね歩く、著者の「海への思い」。
目次
第1章 島紀行―島へ、港へ(利島紀行―椿咲き、サザエが息づく島の話;神津島紀行―アシタバ染めや塩焚きの話;三宅島紀行―海女を訪ね、島を歩く;三河湾の小島を訪ねて―日間賀島讃歌 ほか)
第2章 海辺の人に出会う旅(伊豆の海に生きて―志摩半島から出稼ぎに来た海女さんたちの話;南房総、浜荻の潮風の中で―魚のひらきひと筋に;相馬原釜の魚市場で―アナゴのこと;浜通りの漁村に暮らす―福島県新地町での話 ほか)
第3章 海への思い五〇年(未知の人に出会う旅;海女を訪ねて三〇年)
著者等紹介
川口祐二[カワグチユウジ]
1932年三重県生まれ。1970年代初め、漁村から合成洗剤をなくすことを提唱。そのさきがけとなって実践運動を展開。日本の漁村を歩き海辺で暮らす人びとから話を聞き、記録する仕事を続け、現在に至る。その間、NHKふるさと通信員、環境省委嘱自然公園指導員などのボランティア活動、ほか、2020年3月末まで、三重大学地域イノベーション推進機構社会連携特任教授として、「日本の海女文化」の講座の研究メンバーに加わる。1983年度三重県文化奨励賞(文学部門)受賞。。1983年度三重県文化奨励賞(文学部門)受賞。1994年度「三重県の漁業地域における合成洗剤対策について」により三上賞受賞。2001年7月、(財)田尻宗昭記念基金より第10回田尻賞を受賞。2002年2月、三銀ふるさと三重文化賞を人文部門で受賞。2008年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰(保全活動部門)受賞」。2015年10月、南伊勢町町民文化賞受賞。2017年6月、斎藤緑雨文化賞受賞。2019年11月、石原円吉賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。