内容説明
フォーラム第3期スタート。ハートで食べる時代の「食の経済」とは?その歴史と現代の課題を学際的に考える。
目次
現代の食の経済―その基底と展開過程
第1部 充足のために(食料と国家;豊かさへの模索―近代日本の食生活の転換;意図せざる食の経済―人道援助と難民キャンプにおける食の充足)
第2部 欲望のゆくえ(国境を越える食―ガルガンチュアの楽園のゆくえ;ワインビジネスの成立と展開;グローバル化する食の経済の光と陰―食品偽装問題からみえてくるもの)
第3部 豊かな関係を求めて(コーヒーのフェアトレードの現実―「生産者支援できる」食品の可能性;「地産地消」のプロデュース)
食の経済と食の文化の経済
著者等紹介
中嶋康博[ナカシマヤスヒロ]
1959年生まれ。東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。農学博士。東京大学農学部助手、同大学院農学生命科学研究科助教授を経て、東京大学大学院農学生命科学研究科准教授。専門分野は農業経済学、フードシステム論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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