内容説明
4つの心理的欲求とは…(1)知的好奇心―未知のことやより詳しいことを知りたい、(2)有能さへの欲求―もっと有能になりたい、(3)向社会的欲求―人のためになりたい、社会に貢献したい、(4)自己実現の欲求―自分の長所を生かして自分らしく生きたい。これらの欲求は自ら学ぶ意欲の源であり、刺激・充足することで意欲を引き出すことにつながります。
目次
第1部 理論編―やる気をどうとらえるか(やる気のメカニズム;やる気はどこからくるのか;子どものやる気を発達的にとらえる)
第2部 実践編―やる気をどう引き出し、育てるか(四つの心理的欲求を刺激してやる気を引き出す;適切な評価とフィードバックでやる気を引き出す;自己調整能力を育ててやる気を引き出す;集団の作用を生かしてやる気を引き出す;個性を生かしてやる気を引き出す;無気力から子どもを救い出す)
著者等紹介
櫻井茂男[サクライシゲオ]
1956年長野県生まれ。筑波大学大学院心理学研究科(博士課程)心理学専攻修了(教育学博士)。日本学術振興会特別研究員、奈良教育大学助教授、筑波大学人間系教授などを経て、筑波大学名誉教授。学校心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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