美術の日本近現代史―制度・言説・造型

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  • サイズ A5判/ページ数 956p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784808709839
  • NDC分類 702.16
  • Cコード C3070

出版社内容情報

美術史研究に新たな次元を打ち立てた制度論的転回。
その成果の集大成にして、次なるステージへの移行をうながす挑発の書。

内容説明

美術史研究にあらたな次元を打ち立てた制度論的転回。その成果の集大成にして、次なるステージへの移行をうながす挑発の書。

目次

第1章 「美術」前史―一八七二年まで
第2章 「美術」概念の形成期―一八七〇年代~一九〇〇年代初頭
第3章 「美術」制度の拡張と表現主義の台頭―一九〇〇年代~一〇年代
第4章 制度の揺動と造型の実験―一九二〇年代~三〇年代前半
第5章 日本の支配下におけるアジアと南洋諸島の美術―一八七二~一九四五年
第6章 戦時体制下の美術―一九三〇年代後半~五〇年代
第7章 日本「現代美術」の成立と展開―一九四五年~七〇年代前半
第8章 美術館の時代―一九七〇年代後半~九〇年代
第9章 「美術」の終焉―一九九〇年代~二〇一〇年代
終章 日本近現代美術の研究史と研究課題

著者等紹介

北澤憲昭[キタザワノリアキ]
1951年生。美術評論家、美術史家。女子美術大学教授

佐藤道信[サトウドウシン]
1956年生。東京芸術大学教授。専門は近代日本美術史

森仁史[モリヒトシ]
1949年生。金沢美術工芸大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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dubstepwasted

2
読み切った。「美術」の制度化が、美術、美術教育、美術大学、美術館、美術展、美術批評、美術史、美術史学、美術ジャーナリズム、美術市場、古美術保護など、近現代日本のあるゆる局面を生んだ。作家の個性や潮流に回収されがちな美術を制度・言説等の側から読み解く通史。2014/08/01

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