内容説明
メンバーをまとめ、成果を上げる鍵は“サーバント・リーダーシップ”にあります―。2、3人のチームから100人超の組織までをまとめあげてきた“伝説の女性リーダー”がその秘訣を初公開。
目次
第1章 すべてはここを押さえることから始まる!―女性リーダーの基本
第2章 「あの人になら何でも話せる」といわれる!―コミュニケーションの基本
第3章 すべてのメンバーがなくてはならない存在になる!―マネジメントの基本
第4章 メンバーがやる気になる、目の色がガラリと変わる!―任せ方の基本
第5章 いつの間にか「最強の味方」に変わる!―上司とのつき合い方の基本
第6章 女性リーダーならではの悩みがスッキリ解消する!―トラブル回避の基本
第7章 こうするだけで驚くほど仕事と人生が好転する!―自分磨きの基本
著者等紹介
山本幸美[ヤマモトユキミ]
株式会社プラウド代表取締役社長。広島市生まれ。大学卒業後、株式会社リクルート、株式会社インテリジェンスなどで営業として勤務。2004年株式会社プラウド設立、代表取締役社長就任。現在、営業力・マネジメント力強化育成事業、話し方教室を主宰するコミュニケーション力強化事業をはじめ、女性活躍推進事業、ワークライフバランス事業などを、東京・大阪で展開。大手企業やベンチャー企業、自治体など幅広い業界からの研修や講演、コンサルティングの依頼が絶えない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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akio
35
昨今の「女性活躍」の煽りで途方にくれる毎日のなか、すがる思いで手を取りました。もちろん全部が全部ではありませんが、共感出来たり、勉強になることがたくさんありました。取り入れたいところは早速意識してやってみようと思います。女性上司ではないのですが、身近な上司が「いいな」と思った部分をほぼやっていることに気付いて改めてリスペクトしたり。読んで良かったと思います。それにしても、はぁ、もう、仕事って本当大変…凹2018/10/10
みるきー
19
サーバントリーダーシップをとり、ここにいる誰か一人が欠けるとこのチームは成り立たない、ことを公言すること。リーダーは部下の広告塔。良い所をプレゼンできればメンバーの価値が上がり、育てているリーダーの評価にも繋がる。長所を伝え、弱点は期待として伝える。「私は女性ですが、一人の人間として○○さんを尊敬しています。ご経験豊富な○○さん、ぜひ〜を教えてくれませんか?」息抜きになる存在になる=君と話して元気が出たよ!がゴール。嫌味に対しては、カラッと爽やかに対応し褒め返す。感謝からスタートし応援され力を高める。
かわうそ
18
男性と女性ではそもそも基本的な感じ方や考え方が異なるんだなと今までの人生で学んだ。では自分と女性リーダーとを比較した場合、どのような相違点があるのか?興味があったので読んでみた。率直な感想として、今までに読んだ男性の書かれた同類の本より頭に入ってきやすかった。共通点は多いものの、女性的な視点から、より人の気持ちを意識しているような感じを受けたせいかもしれない。このちょっとした差というのは思いの外大きい。少なくともこれを知っているかどうかだけでも結果は変わるだろう。人の動かし方について大変勉強になった。2016/05/02
とよぽん
12
リーダーも人間。完璧な人はどこにもいない。組織で仕事をする上で、メンバーも互いのよさを認めつつ、チーム内で補完し合う関係が大切だと思う。私は、個人的には「部下」という呼び方は好まない。甘いと思われるかもしれないが、共に仕事をする仲間であり、常にみんなが働きやすい環境や条件を整えることに意を尽くしたい。今は、リーダーという立場で。著者の経験に基づいた様々な方法論は、大変参考になった。2015/09/11
美甘子
9
ひと月のあいだに3人が勧めていて、ちょうど自身の昇進が決まったタイミングで手に取った。これまで触れたリーダー論に違和感を感じていた方にもおすすめ。自分自身には一番自然に馴染みそうに感じられた。肩の力がすっと抜けたような気がした。2018/11/18